【今週の興味シンシン医療ニュース】
・「認知症」が実は死因の第一位?
・高齢者施設、不正請求の闇…
・東大が移植医増強!
https://note.com/naikaitakeo/n/n86d24204fe94
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
こんにちは、内科医たけお先生です。今回は3本の医療ニュースを紹介しました。
まず1本目は、日経新聞の「日本人の死因に関する研究」について。慶應大などが過去30年分のデータを解析し、脳卒中が減少し、アルツハイマー病や他の認知症が死因のトップになっていると発表しました。日本ではがんが死因の1位とされてきましたが、種類ごとに細分化されているため、統計上は認知症が上位に来る形です。また、日本では死亡診断書に認知症を死因として書くことが少ないという背景もあります。加えて、健康寿命と平均寿命の差が広がっており、これは今後の課題と感じています。
2本目は、共同通信による訪問診療報酬の不正請求に関するニュース。全国の有料老人ホーム「維新館」の一部で、訪問実績を水増しし診療報酬を不正に請求していた疑いがあるとのこと。職員の年収にも差が出る構造になっており、非常に倫理的に問題のあるビジネスモデルと感じました。ただし、全ての訪問看護ステーションがそうではなく、信頼のある訪問看護まで疑われるのは本末転倒です。
最後の3本目は、東京大学病院が移植専門医の体制を強化するというニュース。2025年度から外科・内科・麻酔・集中治療の分野で8名の専門医を新たに採用し、移植医療の底上げを目指すとのこと。患者からの5億円の寄付が実現の鍵となっており、これは素晴らしい反面、医療の一部が寄付頼りであることへの危うさも感じました。持続的な制度設計が求められます。
以上3本、興味津々のニュースをお届けしました。