こんにちは。こどもサポーターズサポーターのまりりんです✨️
ソーシャルワークや子育て、インクルーシブ社会について、あれやこれやと語っています。
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今回のテーマ「バタフライエフェクト」について!
「バタフライエフェクト」とは、
“ごく小さな出来事が、巡り巡って大きな変化をもたらすかもしれない”という考え方です。
たとえば、南米の森で1匹の蝶が羽ばたいたことが、
遠く離れた場所での天候や出来事に影響を与える…というような、ちょっとロマンのあるたとえ話でも知られています🦋
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実は最近この考え方にぴったりだと感じた、ある出来事がありました。
ある日、ママ友がSNSで「このイベント、すごくよかったよ」と紹介していた投稿を目にしました。
なんとなく気になって、軽い気持ちでその学生団体の方に連絡をしてみたんです📩
するとご縁がつながって、その大学生たちが、私の勤める園に来てくださることに。
園に来てくださったその日の子どもたちの様子が、本当に印象的で…。
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照れてしまって固まってしまう子、逆にいつもより張り切って踊りだす子、
ダンスを見せると約束したのに、いざ本番になると恥ずかしくて踊れない子…
でもしばらくすると、「あとで見せるね」と言って、本当にあとで披露してくれたんです☺️
そして、そのあと子どもたちは「チケットを作ろう!」と、部屋に戻ってからチラシを切って手作りチケットを作成。
それを大学生のお兄さん・お姉さんたちにプレゼントしていました🎫✨
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この「チケットを作ろう」という行動には、誰かに見てほしい・届けたいという気持ちがこもっていて、
まさに“遊びが学びにつながる”という幼児教育の原点がそこにあると感じました。
遊びのなかで自然にハサミを使い、手先の動きが育ち、表現する力も伸びていく。
それは「こうしなさい」と教えられて生まれるものではなく、心が動いたからこそ生まれたものなんですよね。
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そして改めて思ったのは――
この一連の出来事が始まったのは、ママ友のたった一つのSNS投稿だった、ということです。
「このイベント、よかったよ」
その投稿がなければ、私は団体の存在を知ることもなかったかもしれませんし、
園でのイベントも、子どもたちのあの学びの瞬間も、きっとなかったと思います。
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私たちはつい「私の行動なんて」「こんなこと、意味あるのかな」と感じてしまいがちですが、
その小さな一歩が、思ってもみなかった人や場所につながって、未来を動かすこともあるのだと実感しています。
子どもたちは、毎日の出会いや体験のなかで、大人が思う以上にたくさんのことを感じ取り、吸収し、育っていきます🌱
だからこそ私たち大人も、ささいな行動を大切にしていきたいと感じました。
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