#148「頼ること」は「相手を信じること」
~社会発達モデルから考える「お願い」の効果〜
こんにちは。こどもサポーターズサポーターのまりりんです✨️
ソーシャルワークや子育て、インクルーシブ社会について、あれやこれやと語っています。
先日、クラスの担任の先生とこんな話をしました。
「子どものためにミーティングをしたいけど、
でも…他の先生に迷惑をかけたら申し訳ないので、難しいよな。」
その先生は、そう言って、悩んでいました。
——誰かに頼ること=迷惑をかけること。
そう思ってしまう気持ちはわかります。
だけど私は、そのときこう伝えました。
「頼るって、負担をかけることじゃない。
**“あなたを信じてお願いする”っていう、信頼の形なんですよ**。」
実はこの考え方、感覚だけじゃなくて、
しっかり理論的な裏付けもあるんです。
アメリカの社会学者ホーキンスが提唱した
社会発達モデル(Social Development Model)では、
人は、家族・学校・地域といった複数のコミュニティとの
**つながりの中でしか育たない**と言われています。
つまり、人に頼ること、人と助け合うことは、
私たちが生きていく上で欠かせない「力」なんです。
「お願いします」
「ありがとう」
そんなやりとりを、大人たちが自然に交わしている姿を見て、
子どもたちは、**頼ることも、頼られることも、素敵なことなんだ**って学んでいきます。
頼ることは、甘えじゃない。
頼ることは、生きるためのスキル。
私たち大人も、小さな「お願い」から始めてみませんか?
#頼る #頼られる #頼っていい #社会発達モデル #お互い様 #つながりの中で育つ #こどもサポーターズサポーター #支援者支援 #チームで支える #子育て支援 #ソーシャルワーク #こどもと育つ #スタエフ #音声配信