ピアノに限らず楽器を習得するために必ず通る道といえば「エチュード」ですが、今日では当たり前のように音楽高校や大学、コンクールの課題曲になり、演奏者の技術の礎となっています。しかし、その「エチュード」を今私たちが演奏できるのも、先人たちの工夫と情熱によって作曲されているからであることを忘れてはなりません。
今回も前回に引き続きドイツ旅行準備編ということで、ヴァイオリン製作で栄えた街、ミッテンヴァルトを紹介したいと思います。そしてヴァイオリンといえば、ピアノのエチュードにはパガニーニの作品をモチーフにしたものがあります。シューマン、リスト、ツェルニー、これらのエチュードとヴァイオリンとの関わり、ヴァイオリンのモチーフからピアニストが学べることを考えてみます。(鈴木)
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