7月のテーマ【親子関係とアドラー心理学】
#001【課題の分離】
今日ものぞいて頂きありがとうございます。
今月は子育てに知っておくとよいアドラー心理学について「親子関係とアドラー心理学」というテーマで話します。
今回は「課題の分離」について。
課題の分離とは、心理学者アドラーが提唱した概念で、「誰の課題かを見極めて、相手の課題には介入しない」という考え方です。
親子関係や人間関係において「課題の分離」が大切である理由は、「バウンダリー心の境界線」とも大きく絡んでいて、親しければ親しいほど、「課題の分離」が出来なくなって、相手の課題に口を出したり、心配したり、自分事のように背負ってしまう。そうすると「バウンダリー」を踏み越えて、相手の踏み越えてほしくない領域にまで入り込んで色々とやってしまう。つまり「課題の分離」が出来ていないとき、バウンダリーがおかされている、そんな状態である場合が結構あると言えると思います。
なので、「課題の分離」と「バウンダリー」は大きく関係している場合が多いと思います。
ではなぜ、親子やパートナーなど、親しくて濃い関係性の人間関係の中で特にこの「課題の分離」が大切かと言うと、お互いの心理的な自立を促し、健全な関係を築くため、なんですね。
課題の分離は、親が子どもを信頼して見守ること、そして子どもが自分の人生を生きていくための土台をつくるものです。「手を出さないこと」は冷たさではなく、愛情と尊重の形とも言えるんですよね。
子供自信を尊重し、子供の決断も尊重していきましょう。
今日は親子関係に限らず、パートナーとの関係、そのほか色々な人間関係にも応用できる話をしたいと思います。
よかったら聴いてみてください。
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私は、Emotional Support と言うカウンセリングルームを運営しています。
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