「日本の伝説 11 神いくさ 前編」
著者名:柳田國男
おはようございます、コオリです
744番目に選んだのは「日本の伝説」
社会の授業で日本の歴史を勉強した時に出てきた名前がぽろぽろと
「菅原道真(すがわらのみちざね)」と言えば、平安時代の貴族で法律を司る大臣をしていました、中心として名高く、醍醐天皇の時代ではさらに位が上がって右大臣まで上り詰めたものの「藤原時平(ふじわらのときひら)」の讒言、つまり上位の者を陥れようと嘘の内容を訴えがおこり、朝廷から太宰府へと左遷され現地で亡くなりました
現在でこそ学問の神様「天満天神」として信仰対象となっていますが、一時期日本三大怨霊の1人として数えられ、朝廷に落雷を落とした「清涼殿落雷事件」は「菅原道真」公の怨霊がおこしたのではないかと言われています
ちなみに、「藤原時平」は醍醐天皇の時代、左大臣でした
「菅原道真」を左遷した後には意欲的に政治改革に着手し、のちの世では醍醐天皇の治世は延喜の治である、と言わしめましたが、39歳の若さで「菅原道真」公の怨霊に呪い殺されたともいわれています
「清涼殿落雷事件」では簡単に言うと「俺の時代だ邪魔すんな」と刀で「菅原道真」公の怨霊を追い払ったらしいので、なかなかに気の強い人だったことでしょう
また次も聞いていただけると幸いです
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