【無目的の価値】 〜何もしない豊かさ〜
きたもっく主催の「Author Residence 2026」
読書リトリートに参加した体験を振り返ってみました。
ゆっくりと過ぎていく、あっという間の3泊4日。
生涯忘れられない体験。
「こういう場に身を置きたい」と思えて、
話していたら涙が出てくる。
〈ダイジェスト〉
◆きたもっくは希望のビジネス
年間10万人訪れる人気のキャンプ場「スウィートグラス」を運営する
きたもっくは6次産業化を実践している。
それは、ビジネスモデルやマーケティングリサーチから
事業開発している訳ではなく、
現場で必要になったことを事業化していくという
とても地に足が付いたやり方をしている。
こういう事業体があるんだと。とても希望がもらえる。
◆「使い道のない風景」は豊かな人生を創造するリソース
村上春樹さんの本のタイトルが、
このリトリートの根底に流れているテーマだと感じた。
意図的な、今後創作に使えるような景色を、ゲットしにいくのではなく
何になるのかわからないけど、
「これが気になる」的な直感や、
流れに導かれていくことで出会う体験やご縁。
損得や合理性に囚われない自分で選択&行動したものが
振り返ると豊かな人生を創る大切なリソースになっている。
◆センス・オブ・ワンダーの世界
北軽井沢の冬の朝、
氷点下を下回る凛とした、静寂な空気の中、
朝日が登り始める時間。
浅間山に太陽の光があたり、赤く染まる光景。
これはもう価値換算なんてできるもんじゃない。
◆ご縁が生まれる場
「縁浴(えんよく)」
ご縁の温泉に入るような感覚。
無目的な場に来てしまうような素敵な人たちと
本を入口に、その人の個人的な体験を分かち合う豊かさ。
◆どんな場を作りたいのか?の原体験
このようなことが起こる場の設定がされている。
9日間の間で、いつ来ても、いつ帰ってもいい。
セッションに出てもいいし、出なくてもいい。
黙々と本を読んでもいいし、出会った人と話し合ってもいい、
焚き火をしてもいいし、ひとりで自然の中を歩いてきてもいい。
「その人が、その人のままでいていい」
そういう人たちが集っていて、全体で自ずと調和している。
これを実施できてしまう、
きたもっくという事業体と土屋慶一郎さん達に尊敬の念を抱きます。
ほんとうに大事なものは、こうやって時間をかけてつくっていくんだなと。
自分が、どう生きたいのか?
何を分かち合いたいのか?
どんな場をつくっていきたいのか?
そのための原体験となる時間でした。
〈関連リンク〉
https://authorresidence2026.figma.site/