● 機能的文脈主義の哲学:そのような世界観が実際には何を意味するのか、他の哲学的視点と対比して理解すること
● 現代の文脈重視のアプローチが行動科学の歴史からどのように成長してきたか:行動心理学の発展、方法論的行動主義、徹底的行動主義、伝統的な操作主義、心理学を観察可能なプロセスに基づかせようとする初期の努力など。これを知ることで、人間の苦しみと繁栄に対する理解が、いかにより思いやりのある、柔軟で、人間中心のアプローチへと進化してきたか理解できる。
● 行動療法の「3つの波」の発展
● 古典的条件づけとオペラント条件づけの原則
● ルール支配行動の広範な原則
● 関係フレーム理論(RFT)の広範な原則と発展に関する知識
● 機能分析と機能査定(アセスメント)の原則に関する知識:心理的健康、ウェルビーイング、適応的または不適応的な行動に適用されるものとして
●心理的柔軟性、「気づき、勇気、愛(ACL)」、機能分析心理療法の5つのルール、コンパッション・フォーカス・セラピーの3つの感情制御システム、DNA-Vモデルなどの「ミドルレベル」モデルとその構成プロセス 例「開く、気づく、関わる(Open, Aware, Engaged)」や、「現在への接触、脱フュージョン、 受容(ウィリングネス)、文脈としての自己、価値、コミットされた行為」など。操作可能にする関連CBSモデルや原則と結びつけられたACTマトリックスのような臨床ツール。
● 進化科学の中でのCBS関連治療法の位置づけについての理解と批判的省察:「モデルのモデ
ル」としての拡張進化メタモデルの原則を含む。
● CBS関連治療法の発展の方向性と、分野における進歩や革新と批判的省察。
例)プロセスベースド・セラピー(PBT)。特定の治療モデルとしてではなく、証拠に基づく治療(EBT)がどうあるべきかという異なる見方。診断カテゴリーや固定された治療手順ではなく、変化の中核となるプロセスを中心に多様な治療アプローチを整理するメタモデルであり、特定の理論モデルや変化の包括的な原則について考える方法を提供する。そして、全体的な多次元、多レベルの進化科学アプローチの中で、それらのコミュニケーションを支援する。
●実証的に支持された変化の原則とプロセスの幅広い範囲:適用できる手法の範囲、多様な原則とプロセスを、機能的かつ文脈的に志向された一貫性のあるモデルに統合するための枠組みの理解
●特定の社会政治的文脈にCBS治療を適応させるために必要な、文脈固有のCBS知識
例)DNA-Vモデルのように若者のためのCBS原則の適応、治療的適用が文化的に応答性があるように、追加の社会人口統計学的および政治的文脈を含めること。
●証拠に基づく評価(アセスメント)の主な方法についての認識:その長所と短所を理解すること。伝統的な標準化された心理測定評価は有用だが、コンテキスト行動の原則と完全には一致しない仮定に基づいていることを理解することを含む。学習者は代替的な方法にも気づくべきだ。生態学的瞬間評価(EMA)や、時間の経過に伴う個人のパターンをよりよく捉える、個別に特化した機能的に検証されたアプローチなど。
● CBS関連原則の構造化された評価についての認識:CBSプロセスの標準化された自己報告尺度(例:心理的柔軟性、ACL、セルフ・コンパッション、治療コンピテンシーなど)など。
利用可能な評価方法についての批判的省察や、心理測定に固有の集団分析方法への批判も含む。
●臨床実践において単一事例実験デザインの要素を使用する方法についての作業的理解:進捗を監視し、介入を評価し、機能分析を洗練させるため。実践者が実証的に支持された変化のプロセスを記述し検証するエビデンスベースに貢献したい時に、それを支援することも意図している。
特定のトレーニングでは文脈に応じて、これらの基準のどれを深くカバーするか異なる。
※すべての基準をすべてのトレーニングに含める必要はない。
【参考】
David
Gillanders,Robyn D. Walser,Giovambattista Presti,Andrew Gloster(2025)文脈的行動科学に基づく心理療法のトレーニングとスーパービジョンに関する国際基準,ACBS
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