前回の「読むことの能動性」の続きとして、今回は「楽譜を読むこと」について考えてみます。ロラン・バルトの「作者の死」という考え方では、作品の意味は作者の意図だけで決まるものではなく、読み手によって立ち上がるものだとされています。今回は演奏家として作曲家の意図をできるだけ再現したいという思いと、現代を生きる演奏者として、現代の楽器や演奏環境の中で作品を捉え直して演奏することの狭間について考えてみたいと思います。(鈴木)
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