「日本の不登校と世界の欠席者状況をデータで読み解く
国際調査と日本の調査をもとに、子どもの学習権について考えます。
第1の視点|「どれだけ休んでいるか」
・"ものさし"の違いに注意が必要
(日本は年間連続ではなく累計で30日、PISAは3か月連続で欠席した児童生徒を抽出)
・基準を厳しくそろえた場合
日本の現状は突出して多いわけではなく、日本を上回る国がいくつも並ぶ。
第2の視点|「なぜ休んでいるか」
・世界では「学校で安全だと感じられない」「退屈」といった割合が多い国が多数存在し、日本のなかでも多い理由:「無気力・不安」という点と重なる。
日本は不登校とカテゴリーをつけているが、日本だけの特殊な問題ではない。「安心できない」「意欲がわかない」という、世界中の子どもが直面しうる普遍的な課題である。
日本の最新調査では、増加率が鈍化し、新たに不登校になった子の数は減少した。世界共通の対策の手がかりに、あたたかい学校の雰囲気、「ここに居場所がある」という感覚、先生との良い関係、欠席が根づく前の早い対応があり、罰や締めつけではなく、"支えること"とある。
出典: 文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等調査」/OECD, PISA 2022 Database, Table II.B1.3.49・II.B1.3.55/OECD (2026) Every Day Counts
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