「人の知能は、後天的に変化していくか」
知能は、努力や周りの支えで伸ばせると信じる考え方を、"成長マインドセット(グロースマインドセット)"と呼びます。
先行研究では、先生がこの考えを持っているかどうかが、
子どもの学力、特につまずきやすい子の成果と関連する可能性が示されてきました。
そして2024年、OECDが世界で初めて、中学校の先生たちに"知能は変えられると思うか"を本格的に測定しました。
世界の先生たちの"信念"
・「知能はあまり変えられない」に反対(=成長マインドセット)した先生はOECD平均で約8割(5人に4人)
・オーストラリア・チリ・NZ・米は90%超
・国によっては55%未満のところも
・日本はOECD平均(約8割)を、やや上回る水準
これは"文化"も映している
・生徒のデータにも似た国別パターンがある
・信念は、先生個人だけでなく、その社会の文化も反映しているのかもしれない
大切なこと
マインドセットは、固定された性質ではなく、"変えられる"ということ。
・シンガポール:「すべての生徒は学び成長できる」を教職倫理の中核に置き、養成段階から導入
・南アフリカ:4年間で2万人超の教育者へ研修
つまり、「子どもの可能性を信じる力」は、生まれ持ったものではなく、育て、広げていけるもの。
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