人が「成功するにはどうしたらいいか」を書いた本は、時代によって考え方が変わってきました。
昔は、
誠実さや思いやり、勇気や忍耐といった
**人としてのあり方(人格)**が大切にされていました。
でも時代が進むにつれて、
人にどう見られるか、どう振る舞うか、
うまくやるためのテクニックやスキルといった
**外側の見せ方(個性)**が重視されるようになっていきます。
もちろん、明るさや前向きさ、コミュニケーション力は大切です。
でも、それだけでは本当の意味での問題は解決しないこともあります。
たとえば痛みを感じたとき、
その場しのぎの対処だけでは、
根本の原因が残ったままになってしまうように。
本当に大切なのは、
自分の内側にあるあり方(人格)を育てること。
そしてそれは、
誰かを変えようとすることではなく、
自分の見方や関わり方を見つめ直すことから始まるのだと、このお話は教えてくれます。
🌿このお話の中で起きたこと
ある夫婦は、
子どもを「もっとこうなってほしい」と思うあまり、
知らず知らずのうちに、
世間からどう見られるかを気にしていました。
でもあるとき気づきます。
👉 子どもを変えようとしていたのではなく、
👉 自分たちの見方がゆがんでいたのではないか、と。
そこから夫婦は、
テクニックではなく、
自分の内側と向き合うことを選びました。
・比較するのをやめる
・条件つきで愛するのをやめる
・その子そのものを見る
そうして関わり方が変わったとき、
子どもは少しずつ、自分らしさを取り戻し、
自然に成長していきました。
🌸やさしいまとめ
外側を整えることも大切。
でもそれ以上に大切なのは、
👉 どんな気持ちで人と関わっているか
👉 どんな目で相手を見ているか
という、内側のあり方。
本当の変化は、
「誰かを変えたとき」ではなく
自分の見方が変わったときに起きるのかもしれません。
🌱実践記録|個性主義と人格主義を読んで
このお話を読んでいて、
昔の自分の子育てを思い出しました。
あの頃の私は、
子どもを社会の中で「うまくやれるように」と、
どこか当てはめるような気持ちで関わっていた気がします。
それはきっと、
どんな状態の子どもでもそのまま受け止める
自分の器が、まだ育っていなかったから。
そう思うと、
少し胸がきゅっとなるような、
でも、今だから見えることでもあるなと感じました。
もし、もう一度やり直せるとしたら。
もっと子どもをよく見て、
その子のペース、その子のタイミングで
自然に花開いていくのを、
そっと見守り、必要なときだけ手を添える。
そんな関わり方をしてみたいな、と思います。
ちょうど今日、
お花の水を替えました。
少しあたたかくなってきて、
水が濁ってきたのに気づいたからです。
先日、
秋に買った胡蝶蘭が、
新しい茎から2輪、花を咲かせているのに、気づきました。
もう終わったと思っていたのに。
予期しなかったその姿が、
なんだかとても嬉しくて、
そして、ハッとしました。
⸻
ああ、
ちゃんと見ていなかっただけで、
その命は、自分のタイミングで
ちゃんと咲こうとしていたんだな、と。
これからは、
もっとよく観察したいと思います。
そして、
その人がその人のタイミングで咲くことを信じて、
私にできることがあれば、
そっと手を添える。
水を替えるように、
環境を整えるように。
そんな関わり方をしていきたいです。
⸻
子育てはひと区切りついたけれど、
人と関わることは、これからも続いていくから。
ちょうど今は、
親の老いに向き合う時期でもあります。
今週末、実家に帰る中でも、
まずはよく観ること。
そして、
その人の望みやタイミングを大切にしながら、
もし「その人一人では難しいけれど、私ならできること」があれば、
そっと差し出せたらいいなと思います。
🌸ほっとする問い
あなたのそばにいる人は、
いま、どんなふうに“咲こう”としているでしょうか。
そして、あなたがそっとできることは、
どんなことでしょうか。
#ありたい私への一歩
#人間形成