『Backstage M3』エピソード47「時間が治すとき、治さない時」
今回は、体に痛みや違和感があるときに「時間が経てば治る」と思い込んで放置することの危険性や、治るものと治らないものの違いについて語られています。
1. 「時間が治す」という勘違いとデッドラインの設定
怪我をして病院で「様子を見てください」と言われたりすると、痛みが引くまで待てば治ると思ってしまう人が多いです。しかし、1ヶ月や3ヶ月経っても治らない場合は明らかにおかしく、時間が解決してくれないケースです。「このぐらいなら大丈夫」と自分で判断するのは良いですが、「3日経っても痛みが引かない、あるいは悪化しているなら専門家に診てもらう」といった自分なりのデッドライン(期限)を決めておくことが重要だと語られています。
2. 痛みを放置するリスクと「代償運動」 痛みを我慢したまま生活していると、体は無意識にその痛みを避けようとして、他の部位でかばう「代償運動」を起こします。すると、本来使わなくてもいい筋肉に負担がかかったり、患部周辺の血流が悪くなったりして、回復に必要な循環が滞ってしまいます。結果的に、最初は柔らかかった老廃物がゼリー状に固まるなどして、回復に膨大な時間がかかるようになってしまうと指摘しています。
3. 物理的な原因と心因性の原因の違い 炎症や骨折、あるいは虫歯のように「物理的」に何かが起きている場合、時間では絶対に治りません。一方で、心因性(ストレスなどメンタル的なもの)からくる腰痛や肩こりなどの場合は、その原因となるストレスが解消されれば、時間が経つことで痛みが引いて治るケースもあると説明されています。
4. 話者自身の「虫歯」のトラウマと予防への意識 内臓や歯など、専門外の身体の不調には特に敏感になるべきだと語られています。話者自身、過去の年末年始で歯医者がやっていない時期に激しい歯の痛みに襲われ、2日間眠れなかったという辛い経験(トラウマ)がありました。この経験から、フロスを毎日欠かさず行うようになり、大型連休の前には必ず歯科検診に行くなど、「痛くなる前の準備・予防」の重要性を痛感したと振り返っています。