ポッドキャスト『Backstage M3』エピソード48「ホリスティックに物事を見ること」の概要
今回は、「ホリスティック」という言葉の本来の意味や、人間の体を構造だけでなく、感情や思考、食事など多角的な視点から捉えることの重要性について語られています。
1. 「ホリスティック」とは多角的な視点を持つこと
ホリスティックと聞くとスピリチュアルなイメージを持たれがちですが、実際は1つの物事を「様々な角度から見る」という考え方です。人間の体も、筋肉や関節といった「構造物」として見るだけでなく、どのような「感情や精神性(体を操縦しているもの)」を持っているかなど、複数の次元を掛け合わせて見ることが大切だと語られています。例えば、雨が降っているという同じ事象でも、ポジティブに捉えるかネガティブに捉えるかで体の中で起きる変化は全く異なります。
2. 栄養は「成分」だけでなく「感情」も影響する ホ
リスティックな栄養学の観点では、単に栄養素だけを体に入れる(点滴のような)状態が最高だとは限りません。栄養的には完璧でなくても「好きな人と楽しい時間を共有しながら食べる」方が、心が満たされ、体への良い影響が大きくなることがあります。食べ物を成分だけで見るのではなく、そこに「感情」を乗せて考えることが重要だと説明されています。
3. 口癖や性格が体やアドバイスを変える
「どうせ私にはできない」といった口癖は、その人の思考の癖を表しており、自らの可能性に壁を作ってしまいます。また、「せっかちな人」と「ゆっくりな人」では、日常でお風呂や睡眠など回復に割く時間が異なる傾向があるため、同じ体の問題でも行うべきアドバイスは全く変わってきます。相手の性格や思考パターンを知ることも、ホリスティックな視点の一つです。
4. 専門家による「部分的な視点」の限界
怪我をした際、肩や足首などの専門医に診てもらうのは安心ですが、患部という「一つの点」だけを固定して見ることには限界があります。肩が悪い時に、腰や膝はどう動いているのかなど、別の軸からも全体の繋がりを見ることが必要です。話者自身も10数年の経験を経て、体・食事・感情など健康に影響を与える様々な要素を統合して見ることの大切さを実感しており、今後はこれらの知識を講座などの形にまとめて伝えていきたい。