国のニュースでよく聞く「予算80兆円」。
実はこれ、国の財政のほんの一部にすぎないことをご存知でしたか。
今回は、一般会計とは別に存在する「特別会計」という、もう1つの財布についてお話しします。
年金、労働保険、国債の借り換え、外国為替の管理など、特定の目的のためにお金を出し入れするこの仕組みを含めると、国全体の財政規模は、私たちが日々ニュースで聞く数字をはるかに超える規模になります。
年金特別会計が私たちの年金保険料を管理し高齢者への給付にあてる仕組みであること、労働保険特別会計が雇用保険・労災保険を管理する仕組みであることも解説します。
なぜ特別会計はあまり報じられないのか、「霞が関の埋蔵金」と呼ばれ怪しいイメージで語られてきた背景、2000年代初めに30以上あった会計が統廃合を経て今では十数個にまでスリム化されてきた経緯まで、一次資料に基づいて丁寧に解説します。
国債の借り換えという、歳出額を大きく見せている理由にも触れます。
過去に「埋蔵金」として国会で議論になった経緯や、透明性向上の取り組みも紹介します。
「複雑で分かりにくい」ことと「怪しい」ことはまったく別の話です。
マスコミの報道を鵜呑みにせず自分で一次資料を確かめたいあなたに、照子が分かりやすく語ります。
次回は、学校の授業でも習った「自給率37%」という数字のからくりについてです。
国家予算、特別会計、霞が関埋蔵金というキーワードで検索してこの番組にたどり着いた方にも、財政の仕組みをやさしく解説する内容になっています。
次の第3章では自給率のからくりを取り上げます。
特別会計の数自体、2000年代初めの30以上から統廃合を経て今では十数個にまで整理されてきたという行政改革の歩みも見逃せません。
特別会計の歳出総額は重複を除いても一般会計をはるかに上回る規模になりますが、その多くは年金給付や国債償還、地方交付税の配分といった、私たちの生活に直結する具体的な使い道が決まっているお金だという点も丁寧に解説します。
数字の大きさだけを見て早合点しないための視点をお届けします。
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