父が営んでいた、ナショナルショップ「栗林電器」。
2002年に父が亡くなり、翌年から家電店の内装を残したまま、月に一度ほど古着を並べ始めました。
2004年には「我孫子洋品店」を移転。外には電器店の看板を掲げたまま、仮の店名を「栗林デンキ」として、古着屋を続けました。
2010年、自ら店内を改装。
そして2024年、ついに「栗林電器」の看板を撤去しました。
新しい看板は、あえて付けませんでした。
最初から看板のない店を目指していたわけではありません。父の電器店の看板がなくなるまでに、20年以上の時間がかかったのです。
父の店として過ごした時間の上に、古着屋としての時間を重ねてきた建物。そう考えると、この店自体もまた、ひとつのヴィンテージなのかもしれません。
接客、内装、外装、商品、看板、広告。
それらすべてを含めて、店は店主の作品です。そして、その作品に完成はありません。
今回は、「看板の無い古着屋」ができるまでの物語です。
1975年から古着屋へと変わっていく店の写真は、Instagramトップのピン留め投稿でご覧いただけます。
https://www.instagram.com/nediruk/
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