1977年、中学3年生。
セックス・ピストルズのアルバムを貸してくれたのは、成績優秀で、バレー部に所属し、生徒会の副会長も務めていた友人でした。
なぜ彼がそのアルバムを持っていたのか。なぜ私に貸してくれたのか。今となっては覚えていません。
ただ、1曲目の「Holidays in the Sun」を聴いたとき、目の前の景色が一変したような感覚だけは、はっきり残っています。
同じころに読んでいたのが、バージェスの『時計じかけのオレンジ』と、シリトーの『長距離走者の孤独』でした。
そして、理不尽に殴られたあと、体育の授業でわざと力を抜いた自分のことも覚えています。
音楽と小説。
そして、声を上げない反抗。
後になって知った商業的な仕掛けにも触れながら、今振り返ると隣り合って見えてくる、あのころの記憶について書きます。
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