#11 1980年、いちご畑の男子高校生
1980年、静岡県清水市。
高校3年生、18歳。
学校の昼休み、友人と通ったラーメン屋。その裏には、いちご畑がありました。
受験を控えた重苦しい毎日。それでも、友人と過ごす時間は、とにかく楽しかった。
高校2年の夏には、つま恋の野外コンサート「HOT JAM ’79」へ。アリス、ツイスト、海援隊……いや、友人A君に言わせると「海綿体」でした。
喫茶店巡り、インベーダーゲーム、麻雀、学校をサボって観に行った映画。
『ウォリアーズ』『レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ』『グローイング・アップ』『劇場版あしたのジョー』。
ニナ・ハーゲン・バンド、プリテンダーズ、そして長谷川法世の漫画『博多っ子純情』。
ジョン・レノンの『ダブル・ファンタジー』、ビートルズの『ストロベリー・フィールズ・フォーエバー』。
あの頃の音楽や映画、漫画には、今でも鮮明によみがえる風景があります。
ある日、いちご畑で出会ったおじいさんが、私たちに言ったひと言。
「おめえらくらいの頃が一番良かったよなぁ」
あれから46年。
今は建築会社の社長の友人との付き合いと、どうしても忘れられない、1980年のある一日。
今回は、そんな18歳の記憶をたどるお話です。
Nothing is real.
#看板の無い古着屋 #昭和の青春 #1980年 #ジョンレノン #ビートルズ #ストロベリーフィールズフォーエバー #高校時代の思い出