【年商が高い人ほど「言語化」が上手い?|経営者に必要な解像度と視座の話】
今回は、クライアントさんたちとのリアルオフ会で感じた「年商と言語化力の関係」についてお話ししました。
もちろん、「年商1億だから人間として偉い」という話ではありません。
ただ、年商が高い人ほど、自分の頭の中にあるものを整理して、相手が理解できる言葉に変換する力が高いなと感じたんですね。
例えば、「最近、集客がうまくいかないんです」という言葉。
これだけでは、何が起きているのかほとんど分かりません。
でも解像度が上がると、
「先月100人だったLINE登録者が60人になった」
「広告のクリック率は変わっていないけど、LPからLINE登録への転換率が20%から12%に落ちた」
「広告ではなくLP以降がボトルネックかもしれない」
「訴求を変えたことで、クリックしている人の属性が変わった可能性がある」
というところまで見られるようになります。
同じ「売上が落ちた」という出来事でも、見えている世界が全く違うんですね。
そして、事業規模が大きくなるほど、この言語化力は必要になります。
一人で仕事をしているうちは、自分の頭の中だけで理解して、自分で動けば何とかなることもあります。
でも、広告運用者さん、デザイナーさん、秘書さん、講師さん、営業担当など、自分以外の人を通して事業を動かすようになると、
「いい感じにやっておいて」
では回りません。
どんなお客様を取るのか。
どんな案件は断るのか。
広告費をどこまで使うのか。
どの数字なら継続して、どこで撤退するのか。
経営者の頭の中にある判断基準を、他の人が理解できる言葉にする必要があります。
言語化能力が高い人というと、難しい言葉をたくさん知っている人を想像するかもしれません。
でも私は、むしろ難しいことを簡単に説明できる人だと思っています。
「一言で言うと何?」と聞かれた時に、本質を落とさずにまとめられる。
そのためには、何を残して、何を捨てるのかを判断できなければいけません。
つまり言語化って、言葉の問題というより「思考を整理する力」なんですよね。
トラブルが起きた時も同じです。
「あの人が悪い」「ムカついた」で終わるのではなく、
実際に起きた事実は何か。
自分はどう解釈したのか。
相手からはどう見えているのか。
仕組みとして再発する可能性はないか。
ここまで考えられれば、一つのトラブルを会社の仕組みを改善する材料にできます。
マーケティングでも、お客様が何に困って、何を諦めていて、何なら信じられて、どんな言葉なら行動できるのか。
そこまで理解して言葉にできるから、相手に刺さる発信ができるんですね。
今回のオフ会でも、年商が高い方ほどワークを書くのが早く、言葉にするのも上手いと感じました。
卵が先か鶏が先かという話ではありますが、事業をもっと成長させたいと思っている方は、まず「事実と解釈を分ける」「一つの出来事をもう一段深く見る」というところから、言語化力を磨いてみてください。
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