ベイリーカフェ vol.14～寺子屋から天上の大学へ

エソテリック東京がお届けする「ベイリーカフェ」。このカフェでは、私個人的の気づき、または趣味の映画鑑賞、研究している占星術などを、アリスベイリー秘教学の世界と結んで、エソテリックという叡智をご紹介する時間。いっぱいのコーヒーと共に「ベイリーカフェ」で、20分ほど寛いでいってください。今日もみなさんが魂の断片、智慧の光をもちかえれますように～魂（カバラ）の学校―その道程と陥穽ゼブ・ベン・シモン・ハレヴィ著 2. 霊的組織（20‐27ページ）より抜粋霊的ヒエラルキーは個人からグループ、学校、系統（line)、伝統そして「天上の大学」へと伸びていく。この天上の大学は「聖なる方」から教えられる、高き所にあるアカデミーに続き、違う種類の時空に存在する。もちろん世界の大きな宗教には対外的な行動部隊がいて、人々が公式に宗教的役割を果たすように導き、つながりを持つことで霊的成長のための疑似体験を与えようと試みる。「道」を本当に担っている人のやり方は、このようなやり方とは非常に異なっている。というより、むしろ反対にテストなどによって、この道の入口に入ろうとする人に障害を与えるような状況が作り出され、そのために信頼にたる人しか入れないようになっている。しばしば真理を追求するその人自身は、自らが所属する文化の基礎教育から拒否されていることが多い。そして外国の伝統に共鳴することが多いのである。なぜかというと、その人の先祖代々の権威の重いしがらみがないので共鳴しやすいのである。これが、多くの人にとっての第二番目のレベルに当たる、霊的家族の出会いである。グループは家族に相当するカテゴリーである。それらは4から40までの小さな数の人間で成り立っている。それはまさしく自然成立的な家族のように、誰もが互いを見知っていて、多少の人間関係を持っているただ同じ目的、同じ価値観を共有していることに気付いているだけにすぎないとしても、そうである。