「シルクロード」(Silk Road)と呼ばれる交易路の名前は、その主要な商品である絹(silk)に由来しています。シルクロードは、古代において東アジア(特に中国)から中央アジア、中東、地中海地域までを結ぶ広範な陸上の交易路でした。この交易路を通じて、様々な文化や商品が交換され、異なる地域の人々が出会い、経済的なつながりが生まれました。
絹は中国が最初に発明したものであり、その高級さと品質から広く取引されました。他にも香辛料、宝石、陶磁器、銅器、そして文化や宗教の影響もシルクロードを通じて拡がりました。
「シルクロード」という用語は、19世紀のドイツの地理学者フェルディナント・フォン・リッヒトホーフェン(Ferdinand von Richthofen)によって初めて提唱されました。絹が特に重要な商品であったことから、彼はこの広大な交易網を「シルクロード」と名付けました。