全力で遊ぶ大人のコミュニティ、溝口駅長イベント倶楽部です。
今日は、イベントの企画について、一人でやるべきか、仲間を集めてやるべきかというお話をします。
一人でやるメリットとデメリット
私が自主開催した鉄道趣味セミナーは、私ひとりで考えて、先生役もこなすという、最小単位のイベントだと思います。
やる気さえあれば、一人で企画から運営までできてしまうので、もっとも手軽なイベントと言えるでしょう。
一人でイベントを企画するメリットは、自分のペースで自由に進められること。
思い立った時にすぐに企画し、誰にも邪魔されずに自分の好きなように進められます。
しかし、一人でやれることには限界があります。特に大規模なイベントでは、一人で全てをこなすのは難しいです。
多くの意見を取り入れることができないため、アイデアが偏りがちになることがデメリットといえます。
仲間を集めるメリットとデメリット
仲間を集めてイベントを企画するメリットは、多様な意見やアイデアを取り入れられることです。
自分に足りない知識やスキルを補完してくれる仲間がいれば、より良い企画が生まれやすくなります。
また、作業を分担することでスピード感を持って進めることができます。
デメリットとしては、意見の対立やコミュニケーションの問題が発生することが挙げられます。
特に、経験や立場の違いから意見がまとまらないことがあるかもしれません。
例えば、目上の人や経験豊富な人に対して遠慮してしまい、余計な気遣いをしたり、自分の意見をうまく言えなかったり、ということもありがちです。
あるいは、意見の対立がもとでケンカ別れしてしまう可能性もあります。
議論は議論として冷静にやりあえばいいのですが、感情的になるとコントロール不能に陥り、プロジェクトが崩壊する危険すらあります。
私の実例1「鉄道模型で遊ぼう会」
私の経験では、「鉄道模型で遊ぼう会」がうまくいった良い例です。
最初はたった2人で始めましたが、徐々に仲間が増え、今ではスタッフとして多くの人が協力してくれています。
鉄道模型のレイアウトを作る際も、経験豊富なスタッフが協力してくれることで作業時間を大幅に短縮でき、より良いコースが作れるようになりました。
ありがたいことに、特にデメリットというべきことは発生していません。
もともと鉄道模型が好きという、同じ趣味の人の集まりですし、これまでの活動内容を知ったうえで参加してくれているので、理解と共感があるのだと思います。
私の実例2「都電貸切列車の実行委員会」
もう一つの例は、現在進行中の「都電荒川線の貸切列車」プロジェクトです。
こちらも多くの仲間が、それぞれの得意分野を活かして協力してくれています。
例えば、イベントで配るグッズのデザインをしたり、グッズ制作の手配をしたり。ほかには、現地を視察したメンバーが情報共有してくれたり。
自分ができることは何かを考えて動いてくれており、それがうまく嚙み合って素晴らしいチームワークが機能しています。
人数よりも大事なこと
イベントの企画方法は、内容や規模によってさまざまです。
なので、一人でやるべきか、仲間を集めるべきかはケースバイケースとしか言えません。
しかし、どちらを選ぶにしても絶対に必要なのは、リーダーの強い意思です。
主催者イズムを、関係する人たちに浸透させること。
主催者としてのビジョンをしっかり持ち、それを仲間に伝えることが重要です。
それが明確であれば、途中で何があってもブレることなく、ゴールへ向けてまっすぐ進めるでしょう。
▼溝口駅長イベント俱楽部 入会のご案内
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