【 ネット全盛時代に、紙のチラシを作るメリット 】
全力で遊ぶ大人のコミュニティ、「溝口駅長イベント倶楽部」です。
今回は「ネット全盛時代に、紙のチラシを作るメリット」についてお話しします。
▼ご近所イベントはチラシの方が即効性がある
これまで、ブログやFacebookなどを使って私がどのように集客しているかをお話ししてきました。
不特定多数の人を集める方法として、やはりネットの活用は欠かせません。
しかし一方で、こんな方もいらっしゃると思います。
「私たちのイベントはご近所さんの子供たちやお年寄り向けで、ネットを使うまでもありません。むしろ、紙のチラシや回覧板を使ったほうがいいんです!」
たしかに、そのような手が届く範囲であれば、ネットを使うまでもないでしょう。
実は、私も以前はネットを活用しながら紙のチラシも作って配っていました。
最近はあまりやっていませんが、対面でリアルに会った時に手渡しできる紙のチラシは非常に便利です。ですので、できることならネットだけでなくチラシ作りもやったほうがいいです。
▼紙のチラシのメリットとは?
まず、紙のチラシはリアルで会った瞬間に渡せるので、すぐに目に留まりやすいという点があります。通りすがりの人に手渡したりするのも簡単で、手軽に使えます。
最近ではQRコードを使ってイベントページにアクセスしてもらう方法もありますが、QRコードを読み取ってスマホで見てもらうという手間がかかるため、よほど興味がなければそこまでして見てもらえません。
紙のチラシは手渡しすればすぐに目に入りますし、デジタルが苦手なお年寄りにも確実に伝えられるのは大きなメリットです。
また、ほとんどの告知がインターネットに移行している今、逆に紙のチラシはアナログならではの注目度が増しています。紙の媒体が減っているため、相対的に目立ちやすくなっていると感じます。
紙のチラシはインターネットほどの拡散力はないものの、近隣や手の届く範囲に対して宣伝するにはむしろ効果的な場合もあります。アナログにはアナログの良さがあるのです。
▼チラシ作りのもう一つの利点
私自身がチラシを作りながら感じていたメリットは、他にもあります。
それは「限られたA4の紙面に、必要な情報をどう整理して盛り込むか」を、いやでも考えなければならないことです。
ブログであれば、何千文字でも好きなだけ書けますが、チラシは紙幅に限りがあるためそうはいきません。
限られたスペースの中で、文字や画像を効果的に配置し、誰にでも分かりやすいデザインを作らなければなりません。これは簡単ではありませんが、その分、頭をフル回転させる必要があり、とても鍛えられます。
私はブログを書く前にチラシを作ることで、次に開催するイベントのアピールポイントを明確にしていました。チラシを作ることで、イベントのどこを強調したいのかが自然と整理できるんです。
イベント主催者としては、用意している全ての内容を細かく伝えたいという気持ちがありますが、チラシはお客さんの興味を引くことが最優先です。
主なポイントをピックアップして強調し、見やすいデザインを工夫することが重要だと感じています。
▼チラシ作りにおすすめのサイト
私がイベントを始めた頃は、Microsoft PowerPointを使ってチラシを作っていました。もちろん、他のプレゼンソフトやお絵描きソフトでもOKです。
絵心がある方なら、手書きで作成してスキャンする方法もあります。しかし、最近はパソコンやタブレットでデザインするのが主流ですね。
便利なツールとしては、Canvaというツールがあります。Canvaはクラウド上でデザインでき、テンプレートも豊富なので、デザイン経験がない方でも簡単におしゃれなチラシが作れます。
私は無料版を使っていますが、必要十分な機能が揃っていて、見栄えのいいデザインがつくれるので手放せません。
▼チラシの印刷はどうする?
PowerPoint や Canva でデザインを完成させたら、PDFとして保存し、印刷するだけです。
少ない枚数なら家庭用プリンターで十分ですが、もっと綺麗に印刷したい場合はコンビニのカラーコピー機が使えます。
大量印刷したいなら、ネットの印刷サービスがおすすめです。枚数が多いほど、1枚当たりの単価は安くなります。
私がよく利用しているのは「ラクスル」という印刷サービスです。PDFをアップロードするだけで入稿できるので、本当に簡単で助かっています。
▼まとめ
今回は「紙のチラシを作るメリット」についてお話ししました。ネット全盛の時代ではありますが、紙だからこそ伝わりやすい場面もたくさんあります。
アナログな手法が逆に目立つ時代とも言えます。イベントの告知や集客に役立つツールや手段を上手に活用して、より多くの方にイベントに参加してもらいましょう。
溝口駅長イベント倶楽部では、こうした具体的な集客や宣伝の方法についても皆で考えながら進めています。一緒にイベント運営を学びたい方は、ぜひ気軽にご参加ください!
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