00:00
-00:00

新ルールの青春18きっぷをどう使うべきか?

4
こんにちは、溝口駅長です。 今回は、乗りテツ界隈で大問題となっている「改訂版・青春18きっぷ」について、その効果的な使い方を考えてみます。 新ルールによる大きな変更点 2024年の冬季から、青春18きっぷの利用方法が大きく変わることになりました。主な変更点は以下の2つです。 従来の「飛び飛び5日間利用」が廃止され、「連続5日間」または新設の「連続3日間」のいずれかを選択する形に 1枚のきっぷを複数人でシェアする使用方法が不可に この変更に対して、多くの利用者から不満の声が上がっており、反対の署名運動まで起きている状況です。 私も以前の方が良かったですし、反対する皆さんの気持ちは痛いほどわかります。 しかし、JRが決定した以上、利用者である我々は新しいルールの中でいかに上手く活用するかを考えるほうが現実的です。 新しい発想での活用方法 まず重要なのは、従来の青春18きっぷとの比較をやめることです。 これを「まったく新しい企画きっぷ」として捉え直してみましょう。 一日単位で元を取ろうとするのではなく、5日間 または 3日間のトータルで元が取れれば良しとするのです。 5日間用(12,050円)の得する使い方 「5日間すべてを鉄道移動に費やすのは難しい」という人には、以下のような使い方がおすすめです。 3泊4日か4泊5日の旅程を組み、片道6,000円以上の区間を往復利用する 中間の日は現地でゆっくり過ごすか、近距離移動に活用 3日間用(10,000円)の得する使い方 新設された3日間用は、以下のような使い方がおすすめです。 1泊2日か2泊3日の旅程を組み、片道5,000円以上の区間を往復利用する 3日間連続で日帰り旅行(往復3,333円以上/日)に利用する 2日間だけ日帰り利用して元を取る(往復5,000円以上/日) 使い切れない日程は「あえて捨てる」という見切りも大事です。 元が取れる区間の例 東京駅を起点にする場合 ・仙台駅:片道6,050円 ・名古屋駅:片道6,380円 ・新潟駅:片道5,720円 大阪駅を起点にする場合 ・松江駅:片道6,380円 ・岩国駅:片道6,380円 ・今治駅:片道6,600円 新しい使い方をみつけよう 以前と比べると柔軟性が低下したとはいえ、それでもなお、青春18きっぷが「JR全線で使えるお得な乗り放題きっぷ」である事実は変わりありません。 「遠くへ、安く行きたい」という願いをかなえてくれる、貴重なきっぷです。 この冬の旅行計画を立てる際は、新しいルールを踏まえた上で、自分なりの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。
11月28日
おすすめの放送
stand.fmの無料アプリでもっと便利に
Google Play Store
App Store
about stand.fm
放送が更新されたらプッシュでお知らせされるので最新の放送を聞き逃さない。
about stand.fm
バックグラウンド再生で他のアプリを使用しながら、放送やライブが聴ける。
about stand.fm
放送やライブ、コミュニティでコメントが送れて配信者とコミュニケーションができる。
about stand.fm
アプリだけでかんたんに音声を収録して投稿できて音声の編集もできる。
jasrac
JASRAC許諾番号
9024598002Y31016
9024598004Y31016
nextone
NexTone許諾番号
000006134
© 2024 stand.fm, Inc.