こんにちは、溝口駅長です。
今日は12月24日、クリスマスイブです。街中がイルミネーションで彩られる中、子どものピアノ教室が開いた小さな発表会に行ってきました。
その様子と、そこで感じたことをお話ししたいと思います。
アットホームな発表会
今回の発表会は、「弾き合い会」という気軽な形式で行われました。小さなホールを借りての練習披露会といった雰囲気です。
間違えたら弾き直してもOKという緩やかなルールで、子どもたちはそれぞれのペースで演奏を披露していました。
演奏のレベルは様々で、発表会さながらの完成度で弾く子もいれば、まだ練習の途中という子もいます。しかし、そういった多様性こそが、このアットホームな発表会の魅力だったように思います。
気になった曲紹介の時間
興味深かったのは、演奏前の一言コメントの時間です。
子どもたちは演奏する曲名と、その曲の好きなところを紹介することになっていました。
しかし、多くの子どもたちが小さな声でゴニョゴニョと話すだけで、せっかくの言葉が観客に届いていませんでした。
ピアノの演奏に意識が集中してしまい、話すことまで気が回らないのかもしれません。あるいは、人前で話すことにまだ慣れていないのでしょう。
しかし、これは貴重な成長の機会でもあります。
成長のためのヒント
この経験から、以下のようなことを考えさせられました。
演奏技術だけでなく、人前での話し方も大切な学びの機会
家庭で録画を見て、自分で気づかせる
子どもの成長を多角的に支援することの重要性
私自身、自分の子どもと一緒にビデオを見返しながら、曲紹介の部分についても話し合ってみようと思います。
演奏の上手さだけでなく、自分の言葉で曲の魅力を伝える力も、これからの成長に大切な要素となるはずです。
クリスマスイブの思い出として
街がイルミネーションで輝くクリスマスイブに、子どもたちの懸命な演奏を聴く機会に恵まれました。技術的な完成度以上に、それぞれの子どもが真摯に音楽と向き合う姿に心を打たれた午後でした。
皆様も、それぞれの形で素敵なクリスマスをお過ごしください。