こんにちは、溝口駅長です。
今回は、人との会話のきっかけづくりや、相手のことを知るためのシンプルな質問についてお話しします。
飲み会の質問コーナーが面白かった
昨夜、東京都電の貸し切り列車イベントの打ち上げとして、オンライン飲み会を開催しました。
9名の実行委員会メンバーが集まり、ビンゴゲームや絵しりとりなど、様々な企画で盛り上がりました。
なかでも特に面白かったのが「質問コーナー」でした。
といっても、べつに突飛な質問ではなくって。
「好きな食べ物は?」とか、「好きな芸能人は?」とか、ごく普通の質問なのですが、この「普通の質問」が、むしろ新鮮に感じたのです。
年を取ると、気楽な質問がしにくい
改めて考えてみると、こういう他愛もない質問って最近あまりされなくなりました(私の場合)。
若い頃は、新しい出会いが多く、こうした会話のキャッチボールが日常的にありました。でも年を重ねるにつれ、新しい出会いが減り、気軽な質問も少なくなっていきます。
特に40代、50代。さらには60代、70代という年齢になると、相手に対してそんな気軽な質問を投げかけることも躊躇してしまいがち。
その結果、相手のパーソナリティをよく知る機会がないまま、時が過ぎていくことも少なくありません。
意外な一面を引き出すきっかけに
実際、昨夜の質問コーナーでは、普段はプライベートな話をあまりしない方も、音楽の話になると途端に饒舌になり、場が明るくなりました。
私自身も、ドリカムが好きという「秘密」を晒してしまいました。高校時代からよく聴いていて、妻との共通の趣味でもあります(笑)。
こういう質問は誰でも答えやすいだけなく、その人の経験や価値観が垣間見えるのもいいところです。
テレビや映画の話題から、その人の価値観や興味の方向性が見えてくる
音楽の好みを通じて、その人の感性や経験が垣間見える
休日の過ごし方から、生活スタイルや行動の優先順位が分かる
会話を広げるヒント
相手のことを知りたいと思ったら、以下のようなアプローチが効果的かもしれません。
まずは気軽な質問から始める
好きな食べ物
よく見るテレビ番組
休日の過ごし方
答えやすい時間軸で聞く
「今」好きなものだけでなく
「昔」好きだったものでもOK
思い出と一緒に語ってもらう
相手の反応を見ながら掘り下げる
特に熱心に語る話題には注目
共通点があれば、そこから会話を展開
知らない分野なら、純粋な好奇心で質問
お互いの距離を縮めるシンプルな質問
一見すると単純な質問でも、そこから思いがけない会話が生まれ、相手の新しい一面を発見できることがあります。
デメリットもほとんどなく、お互いが楽しく会話を広げられる素晴らしいきっかけになるのです。
皆さんも、「好きな〇〇は?」という質問を受けたら、どう答えるだろうかと想像してみてください。案外難しいかもしれません。
でも、その「難しさ」の中にこそ、自分自身の興味や価値観が詰まっているのかもしれませんね。
日常のコミュニケーションに、こんなシンプルな質問を取り入れてみませんか? きっと、新しい発見があるはずです。