全力で遊ぶ大人のコミュニティー「溝口駅長イベント倶楽部」です。
お正月気分もまだ残る1月2日。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
冬休みの宿題から見える「めんどくさい」の本質
今日は面白い出来事がありました。
小学生の子どもが、憂鬱そうな表情を浮かべていたので理由を聞いてみると、「冬休みの宿題がまだ終わっていない!!!」とのこと。
確かに、漢字の書き取りや計算問題のドリルがたっぷりあり、たった2週間の冬休みに詰め込み過ぎと思えるほどのボリュームです。しかし、集中すればそれほど時間はかからない気もします。
私が子どもの頃も、親はそう思っていたのかもしれません。しかし、子どもにとって、宿題はめんどくさくてやりたくないものです。
どうして宿題をやらないといけないのか?
私自身の子供時代を振り返っても、宿題の本質的な意味を理解するのは難しかったように思います。
「これをやって何になるんだろう」という疑問。
「テストで困る」、「大人になってから困る」という説明は、子どもにとってはあまりにも遠い未来の話。結局のところ、締め切りに追われて形だけ終わらせる、という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
大人の「めんどくさい」との向き合い方
この「めんどくさい」という感覚は大人になっても変わりません。
ただし、大人の場合は「仕事だから」、「給料をいただいているから」という、やるべき明確な理由が存在します。それでも、やるべきことを先延ばししてしまうことは、しょっちゅうあります。
この「めんどくさい」を克服するためには、メリットが明確に見えることが重要です。
早く片付けることで次の課題に進める、そしてその先には自分への大きなメリットが待っている。
そんな展望が見えていれば、モチベーションも自然と高まるはずです。
なぜ今、AIに取り組むべきなのか
私は2025年、AI活用や情報発信のノウハウを教える教室を計画しています。
ところが、これも「やった方がいい」とわかっていても、「なぜ今やらなければいけないのか」という問いに答えられなければ、本気で取り組む意欲は湧いてきません。
そこで重要になってくるのが、時代の大変革期に立っているという認識です。
思い返してみてください。約15年前、iPhoneが登場した時のことを。
当初は「ガラケーで十分」と思われていたスマートフォンが、あっという間に私たちの生活に不可欠なものとなりました。
そして今、AIの登場により、私たちは再び大きな変革期を迎えています。しかも今回の変化は、スマートフォン以上のインパクトを持っています。
多くの人が、今の仕事を失うかも知れないのです。
AIがもたらす変化と機会
すでに多くの企業でAIの導入が進んでいます。
銀行では余剰人員が整理され、銀行員の仕事が大幅に縮小しています。
やがて実現するであろう自動運転技術によって、運転手という職業の在り方も変わるでしょう。運転席に座る人は、緊急時に非常停止ボタンを押すだけ、という役割になるかもしれません。
このような変化は、職種の専門性を低下させ、給与水準を引き下げる可能性があります。
しかし、これは危機であると同時にチャンスでもあります。
早期にAIを理解し、活用できる人材となれば、「人間にしかできない仕事」を確保できる可能性が高まります。これこそが「先行者利益」なのです。
AIは私たちの味方になる
高齢化社会を迎える中、AIは私たちの強力な助っ人となり得ます。
記憶力や思考力の低下を補い、若い頃と同じようなレスポンスで仕事や生活を送ることができるようになるかもしれません。
そして何より、AIは決して難しいものではありません。むしろ、物事を簡単にするためのツールです。
実際に触れてみると、その可能性の大きさに驚かれることでしょう。
おわりに:「めんどくさい」を超えて
「めんどくさい」と感じることほど、早めに取り組む価値があります。宿題でも、仕事でも、新しい技術の習得でも同じです。
先行者利益を得られるかどうかは、この「めんどくさい」を乗り越えられるかどうかにかかっています。
皆様もぜひ AI を味方にして、大変革の2025年を乗り越えましょう!