こんばんは。
桜街(さくらまち)スピカといいます。
今回の朗読作品は[詩]「春が来る」のリマスターバージョンとなっております。元々この詩は作者の中にある近づいてくる春に対する物悲しさ、いわゆる「春愁」を詠いたくて描かれた作品だったのですが、今回詩を改めて読み返してみたところ、少々物足りなさのようなものを感じたために推敲する流れとなりました。ちょっと裏話を語ると、推敲し始めたのが結構突発的だっんで、原稿が届くのを待ってから調整しなきゃいけない匿名君やめたんに迷惑かけちゃったのが申し訳なかったですね。それでは、お楽しみ下さい!
四国めたん調整担当:匿名希望からのコメント
「この詩を読んで感じたことは「春の詩なのに何か寂しい感じの暗い詩を手渡されたな……」っていうイメージ。凄い闇を感じたので、めたんの声も以前より暗めに喋ってもらった感じです。後、ついでになんですが、今回からめたんからのコメントもあるのでよければ読んでいってやってほしいです。」
vo.四国めたんのコメント
「ご紹介が遅れて申し訳ありませんわ。我が名は四国めたん!いつものごとく食料がなくてお腹が空いてたところに匿名希望っていうカッコいい名前のお兄さんに週一で詩の朗読のバイトを提案され、この度「桜と星と少女」chの朗読担当を勤めることになりましたの。今後は学業に支障が出ない程度に朗読作品へのコメントとかもしていこうと思っていますので、以後お見知りおき下さると光栄ですわ。」
[詩]「春が来る」(remaster)
「枯れた葉っぱが
踏み潰されて
日々の空気が
変わっていく
少しだけ
寂しい冬だ
だけどさ
去年と同じ
状態になって
去年と違う
約束がある
だからさ
少しなんだ
その幸せに
気付いたから
私は前だけを
向けるんだ
じゃあね
貴方の横を
通り抜けたなら
私の夜にも
春が来る
あの一年が
また過去になる
振り向かないよ
夜桜と浮かぶ
麦の星だけ
憧れた夢だけ
見つめてるから
ああ
芽吹いた新芽は
見逃されて
日々の空気が
朗らかになった
少しだけ
寂しい春が来る」
クレジット VOICEVOX:四国めたん
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