巨大クロマグロで有名な青森県大間町への建設が予定されている大間原子力発電所について、設置者の電源開発(Jパワー)は2030年に操業を開始する計画を示しているが、原子力規制庁の審査が長引いており、操業開始時期の7度目の延期やむなしの状態だ。
大間原発は世界初のフルMOX型の原発で、プルトニウムを消費できる量が普通の原発に比べ格段に多い。日本はプルトニウムを44.5トンも保有している。プルトニウムは核兵器の材料になることから、IAEA(国際原子力機関)は、日本は核保有国でない国の中で突出してプルトニウム保有量が多いことから、これ以上増やさないよう求めている。
それにはプルトニウムを消費する大間原発は頼りになる存在になりうるが、その操業開始時期の延期は日本のプルトニウム利用計画を書き直さなければいけない事態を招きそうだ。