昨日は大阪まわりで奈良の実家へ帰省しました。
近鉄の観光特急「青のシンフォニー」に乗って、いつもの路線が少しだけ特別な時間に。
親と一緒に乗れたらいいな、という下見も兼ねて。
でも母は「もう駅に行くのもしんどい」、父は「近所でゆっくりが一番」と言いました。
そっか。そうなんだな、って思いました。
実家では、父と母の話をゆっくり聞く時間が持てました。
それぞれの中にある想いをただ出せる時間に、なんだかほっとしました。
そして——冷蔵庫が「ピーピー」と鳴り続けていて。
何度閉めてもおさまらない。
「おかしいな」と思って、しゃがんで奥まで覗いてみたら、製氷室から落ちた霜が固まって引き出しの奥に詰まっていました。
冷蔵庫と同じ白で、しゃがまないと見えない場所。
足の悪い両親には気づきにくかったはず。
それを取り除いたら、音はピタッと止まりました。
その瞬間の嬉しさは、「役に立てた」というより——
“今の私だから見えたものがあった”
という感覚でした。
一年前、母の骨折をきっかけに86歳から家事を始めた父は、今では料理も洗濯もこなしています。
スーパーで小さい子どもを連れた親を見て「これは大変やな」とつぶやくようになりました。
昔は関わらなかった世界を、今になって感じている。
それもまた豊かさだと思います。
“できること”は変わっていく。
でも”幸せの形”も、一緒に変わっていく。
しゃがまないと見えないものがある。
心に少しゆとりがあるからこそ、
見えるものもあるのかもしれない。
今の私だから見えているものって、何だろう——
あなたは、いかがですか?
#毎日配信 #親との時間
観光特急の様子はこちら
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