新曲「選ばれし檻の中で」を公開しました。
テーマは、カルトに引き込まれる人間心理と、
その内側で育つ子どもたちの視点、そして目覚め。
カリスマ的な「救世主」に出会い、孤独や不安の隙間にすっと入り込んでくるあたたかい言葉。
「ここにいれば全部わかる」「外の世界は間違っている」と教えられ続けるうちに、疑問を持つ心そのものが“罪”だと感じるようになっていく。
その中で生まれた子どもたちは、外の風を知らないまま、「与えられた色」だけを綺麗だと信じてしまう。
でも、ある朝ふとガラスにひびが入り、自分の瞳を見つめ直す瞬間が訪れたら——
そこから、世界の見え方は少しずつ変わっていきます。
この曲は、カルトだけでなく、
「見えない檻」や「真実と呼ばれた壁」の中で
生きてきた、すべての人の心の支えになる一曲になればと願って作りました。
よければ、歌詞の一行一行に、自分なりの物語を重ねながら聴いてもらえたらうれしいです。
【選ばれし檻の中で】
[Verse 1]
孤独に慣れた夜明け前
知らない声が名前を呼ぶ
「ここにいれば全部わかる」
渇いた胸に染みていく
新しい街で迷子のまま
答えを探す指が震えて
その手を掴んだ見知らぬ温もり
気づかぬうちに 輪郭が溶けた
[Pre-Chorus]
おかしいと思う言葉は
気のせいだと塗り固められ
疑う心そのものが
罪だと教わっていった
[Chorus]
見えない糸が踊らせる
書き換えられた記憶の中
救世主の仮面をかぶった影が
真実と呼ばれる壁を作る
信じることは美しいのに
盲目の羽は飛べない
どこまでも続く聖なる迷宮
出口は最初からなかった
[Verse 2]
壁の内側に咲く花は
外の風を知らずに育ち
誰かの描いた色だけを
きれいだと信じ続けた
生まれた場所に選択肢はなく
話す前から口をふさがれ
祈りの言葉を唱えるたびに
もう一枚 薄皮が剥がれた
[Pre-Chorus 2]
「お前は選ばれた存在だ」
そう囁く声の甘い毒
従うほどに深く沈んで
浮上する術を忘れていく
[Chorus]
見えない糸が踊らせる
書き換えられた記憶の中
救世主の仮面をかぶった影が
真実と呼ばれる壁を作る
信じることは美しいのに
盲目の羽は飛べない
どこまでも続く聖なる迷宮
出口は最初からなかった
[Bridge]
ある朝 ガラスにひびが入った
自分の瞳が映っていた
誰でもない顔 誰かの言葉
剥ぎ取るほど 息ができた
怖かった 外は何もかも眩しくて
それでも 足は知っていた
大地の感触 風の匂い
ここは はじめから 閉じられた世界だったと
[Outro]
孤独は悪じゃなかった
問うことは罪じゃなかった
揺れていい 迷っていい
それが 人間だから
光の形は一つじゃない
誰かの声じゃなく
自分の息で
歩いていける
#カルト #選ばれし檻の中で #心の支えになる一曲 #社会問題 #脱カルト #親がカルト