楽しい文化史の第2回は、前回に引き続き飛鳥文化です
今回は、仏像について、特に大きさと素材に注目します
(仏像に限らず大きさはイメージに直結します)
この時代(飛鳥・白鳳時代)の仏像には、金銅像と木像があります
有名な法隆寺金堂釈迦三尊像は金銅像です
中央の釈迦如来は坐像なので高さ86センチですが、なんと185キロもあります
ちなみに86センチは身長160センチの人の平均座高のようです
要するにほぼ等身大です
国宝第1号の広隆寺の半跏思惟像も、木像ですが高さ84センチです
法隆寺夢殿救世観音像も木造ですが、こちらは立像で180センチ!
聖徳太子の等身大像と言われています
ところで如来像や菩薩像は金色にします
仏さまは金色に輝いていたとされているからです
金銅像なら金メッキ、木造なら金箔です
長い時代がへて、金がはがれてしまって、いまの渋い色になっています
フェノロサが明治中期に「発見」した法隆寺夢殿救世観音像は
保存状況が良いので金箔がかなり残っていて、かなり綺麗です
お雇い外国人は強い
もう一つ
広隆寺の半跏思惟像は木造ですが、
材質は日本では珍しいアカマツで、朝鮮半島の影響が指摘されています
次の白鳳文化になると、中国の影響が強くなります。そこは次回!