前回に引き続き、ロマン派の作曲家・シューマンの傑作『子どもの情景』より、第9曲「木馬の騎士」と、全曲を締めくくる第13曲「詩人のお話」の2曲をお届けします。
この名曲集は、シューマンが「大人が子どもの頃を懐かしんで振り返る」という視点で書かれた作品です。
大人になった今だからわかる、特別な美しさ☺️
今回は、その中から最高に躍動感あふれる曲と、もっとも静かで内省的な曲の2曲をピックアップしました。
〜シューマン 『子どもの情景』Op.15より〜
♪第9曲「木馬の騎士」(Ritter vom Steckenpferd)
おもちゃの木馬にまたがって、元気いっぱいに遊ぶ子ども。その無邪気でワクワクした姿が、スピード感あふれるピアノの響きから伝わってきます。
♪第13曲「詩人のお話」(Der Dichter spricht)
思い出をそっとしまうように、静かに奏でる最終曲。
無邪気な世界から一歩離れ、大人の「詩人(シューマン)」が、過ぎ去った日々への愛おしさを静かに深く語ります。
途中で音楽がふっと止まり、即興的なモノローグ(独白)のようになる瞬間は、言葉にならないほどの美しさです✨
「動」の木馬の騎士、そして「静」の詩人のお話。
ゆったりと耳を澄ませて楽しんでみてください。
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