先日参加した、
タントラライフジャパンの動的瞑想トレーニング。
4泊5日の体験の中で、たくさんの気づきや学びがあった。
その中でも、今の自分に強く残っているものが
「無自覚な自分のパターンに気づく」
一連の体験だった。
これがあるから、僕は瞑想を続けているのだと思う。
◇
「ダイナミック瞑想」には、
5つのステージがある。
最初のステージ「呼吸」で、
今回初めて感じたことがあった。
これまで僕は、
「自分が呼吸をする」
と思っていた。
もっと言えば、
どこか頑張って、呼吸をしていた。
でも、この時は違った。
「呼吸が自分」
そんな感覚がやってきた。
自分が呼吸をコントロールするのではなく、
呼吸の方が主で、
自分はそこに従っていけばいい。
うまく説明できないけれど、
自分の中では確かに何かが反転した
貴重な体験だった。
◇
また、静止するステージの最中に、
カーテンの隙間から差し込んだ光が、
ふと右目に入ってきた。
その瞬間、
言葉にしがたい喜びが全身に駆け巡った。
直前まで感じていた身体的なしんどさも、
どこかへ消えていくようだった。
そして最後の祝福のダンスでは、
光とともに満ち足りた感覚を味わっていた。
けれど、その体験の後、
僕の中に少し拗ねたような声も現れた。
「結局これって、
しんどさがあるから、味わえる至福でしょう?」
「谷があるから山がある。
わざわざ苦しいことをして、
その後に満たされているだけじゃないか?」
そんなふうに、
「わかったつもりの自分」が顔を出していた。
その時、
一緒に参加していたチャンパックに聞いてみた。
「なんで瞑想をしているの?」
すると彼は、こう伝えてくれた。
「美しい発見があり続けるから」
その言葉を少し補足するように
「普段見ないようにしている
自分と向き合うことで、
錬金術のように変容していく」
と話してくれた。
この言葉を聞いた瞬間、
「ああ、それだ」と思った。
今回のトレーニングの中で、
僕が一番受け取った言葉かもしれない。
◇
そして最終日のダイナミック瞑想。
ここで今回のテーマにつながる体験が起きた。
今回の瞑想前の説明が、
僕にはかなり強く、高圧的に感じられた。
すると、
みるみるうちに萎縮していく自分がいた。
「聞いていたくない」
そんな反応も出てくる。
さらに、
瞑想が始まる直前に、
強烈な尿意までやってきた。
頭の中は、いっぱいいっぱいになっていった。
「やばい」
「1時間も持たない」
「どうしよう」
不安と緊張がぐるぐる回り始めたその時。
ふっと気づいた。
「あ、これいつものパターンだ」と。
今までは、
「緊張させられた」
「不安にさせられた」
と感じていた。
でもその瞬間、
「これは自分のパターンだ」
と見えた。
すると、
意識がすっと変わった。
外側に原因があるのではなく、
自分が慣れ親しんだ反応パターンを生きている。
そう見えた瞬間、
瞑想に集中できるようになり、
1時間の瞑想をやり終えることができた。
◇
振り返ると、
パターンそのものは悪いものではない。
きっと過去のどこかで、
自分を守るために必要だったものだと思う。
ただ、どんなパターンも、
いつかは役目を終える。
それなのに僕たちは、
無自覚のまま同じ反応を繰り返してしまう。
僕自身も以前は、
「職場を変えれば、
やりがいのある仕事に出会える」
と思って転職を繰り返していた。
でも何度変えても、
満たされなかった。
そこで初めて、
「自分にとって、仕事のやりがいとは何か?」
を問い始めた。
そしてその問いが、
独立につながっていった。
今回の体験を通して、改めて感じている。
自己変容とは、
何か新しいものを身につけることだけではなく、
無自覚に繰り返しているパターンに気づき、
必要なくなったものを手放していくことなのかもしれない。
そしてその先には、
チャンパックの言葉を借りるなら、
「美しい発見があり続ける」
世界があるのかもしれない。
だから僕は、自分なりに、
今日も瞑想を続けているのだろう。
◇
最後に、問いを置くなら、
「あなたは、どんな無自覚なパターンを持っていますか?」
「そのパターンによって、
得ているものと、失っているものは何ですか?」
自分の内側へと旅するきっかけになれば嬉しいです。
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