清洲城は、残念な点の多い城です。
現在の清洲城天主閣は、本来の城の中心部とは少し離れた場所に建つ模擬天守です。城跡らしい遺構は多くありません。駅から歩くと意外に距離があり、周辺の飲食店も多くはありません。閉館時間を過ぎると、入口を探して少し迷うこともあります。
けれど、それでも清洲城は魅力的です。
ここは信長が天下へ向かって走り出した場所です。そして本能寺の変のあと、次の時代が動き出した清須会議の舞台でもあります。
清洲城は、目に見えるものより、見えないものが大きい城です。
赤い橋を渡りながら模擬天守を眺める。五条川を越えて古城跡へ向かう。何もないように見える場所で、かつての巨大な城郭都市を想像する。
そこに、清洲城の本当のおもしろさがあります。
残念だからこそ、想像がふくらむ。 清洲城は、歴史の余白に信長の足音が残る城なのです。
<Note記事URL> https://note.com/just_tucan4024/n/n57497bd8353a
<ミレインが歌う「清洲疾風」URL>
https://open.spotify.com/intl-ja/track/4ujXrAmEph0yw4818HOFO5?si=060d769942e74a11