安心できる場所とは、どのような場所なのでしょうか。
そこにいる人の存在は、もちろん大きいと思います。
ただ、安心して人と接することができる人たちが集まってくる場所には、何か共通する要素があるような氣もします。
今回は、大阪府堺市にあるシェア型書店「本箱」で感じていることから、安心できる場について考えました。
僕はこれまで、コミュニティの中に一つの考え方や方向性が強くなってくると、少し居心地の悪さを感じることがありました。
どれほど素敵な考え方であっても、みんなが同じように「それがいい」と言い始めると、そこに偏りを感じてしまうからです。
一方、本箱には、一人ひとりが自分の好きな本を置く小さな本棚があります。
それぞれが違う興味や世界を持ち、ある意味では一人ひとりが偏っています。
けれど、その違いや偏りがあるからこそ面白い。
その前提があることで、一つの方向へみんなで進まなくても、同じ場所に居続けることができるのかもしれません。
安心できる場所とは、同じ考えの人が集まる場所なのでしょうか。
それとも、違うままで一緒にいられる場所なのでしょうか。
皆さんにとって、安心できる場所とはどのような場所ですか。
僕自身も、違いのある人たちが安心していられる場とは何かを、哲学対話の場を通して、これからも丁寧に確かめていきたいと思っています。
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