【第1章・相棒との関係】同じでなくていい。
むしろ少し違うくらいが、ちょうどいい——この回は、照子のいちばんの相棒、智子さんについてのお話です。
チームで何かを続けたい方、一人で抱え込みがちな方に、そっと寄り添う内容です。
第1章の締めくくりでもあります。
照子と智子さんは、学生時代からの同級生。
家族であり、ずっと隣にいた友だちでもある、いわば相棒のような関係です。
あるとき智子さんが冬休みで発信を休み、照子が1週間代打を務めたことがありました。
戻ってきた智子さんは「照子さんの、やや異なる視点や切り口でのツイートで、皆さんは新鮮に楽しめたと思います」と言ってくれた。
この言葉が、照子はとてもうれしかったのです。
同じ出来事でも、2人は光の当て方が違います。
智子さんは世界の動きを上空から軽やかに切って見せ、照子は地面に降りて、不安を抱える一人ひとりの隣に座って手を握る。
俯瞰と寄り添い。
どちらが上でも下でもありません。
2つの声が重なることで、平べったく見えていたものが、ふっと奥行きを持って浮かび上がってくる。
だから2人いることで、届く人が増えるのです。
「なぜ2人で発信するの」とよく聞かれます。
答えはシンプル。
伝えたいことの核が同じだからこそ、違う声で語ることに意味がある。
智子さんの言葉で目が覚める人がいて、照子の言葉でほっとする人がいる。
その両方をこぼさず拾いたいのです。
何かを続けるのは、思っている以上に孤独な作業。
でも、隣に一人でも分かってくれる人がいれば、「また明日も続けよう」と思える。
あなたにも、そんな「違うからこそ支え合える」関係があるでしょうか。
むしろ違う目を持った人ほど、あなたに見えていないものを教えてくれます。
相棒、バディ、家族、チームワークに関心のある方へ。
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