第27回は、
「48歳おじさん鍼灸師は、なぜ本気で走るのか?」
をテーマにお話ししました。
私は今も、駅伝や5キロ、10キロの大会に出ています。
まわりから見ると、健康のために走っているように見えるかもしれません。
でも、私自身は今も競技者として走っています。
出るからには、記録を狙う。
今の自分でどこまで走れるのか、本気で勝負したい。
その気持ちは、48歳になった今も変わっていません。
私はもともと、大学までクロスカントリースキー競技をしていました。
目立つような成績を残したわけではありませんが、将来スポーツ選手のからだのケアに関わる仕事をしたいと思い、大学まで競技を続けました。
その経験が、今の鍼灸師としての仕事につながっています。
治療家としてからだを見る時、痛い場所だけを見ていても分からないことがあります。
立ち方、歩き方、走り方。
足が地面につく感覚。
腰や肩の動き。
左右差や力の入り方。
そういうところに、その人のからだの使い方が出ます。
これはスポーツ選手だけでなく、一般の患者さんを見る時にも大切にしている視点です。
立つ、歩く、走るという人の動きの基本を、自分のからだでも確かめ続ける。
そのために、私は今もトレーニングを続けています。
先日の合宿帯同でも、選手が実際に走るトレーニングコースを自分でも走りました。
どんな坂なのか。
どんな路面なのか。
どのあたりできつくなるのか。
実際に動いてみることで、選手がどんな環境で練習しているのかを想像しやすくなります。
今回は、競技者として本気で走る理由と、からだを動かし続ける治療家でいたいという思いについてお話ししました。
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