国語の過去問を解いたあと、「間違えた問題をもう一度解く」だけになっていませんか?
入試直前期になると、過去問演習の量が増えてきます。だからこそ大切なのが、ただ解き直すのではなく、「なぜ間違えたのか」を正確に把握することです。
今回の国語ラボラジオでは、特に「選択問題」の解き直しをテーマにお話ししました。
一見すると、記述問題よりも簡単そうに見える選択問題。しかし実際には、
・設問の要求を理解する
・本文を正確に読む
・回答の根拠を探す
・それぞれの選択肢を吟味する
・本文と選択肢の細かな条件を照合する
など、かなり多くの作業が必要です。
そして、選択問題を間違える原因は大きく分けると、
① 本文の内容を正確に理解できていない
② 本文は理解できているが、選択肢の吟味ができていない
という2つのパターンがあります。
この2つでは、当然ながら必要な対策も変わります。
今回の放送では、回答根拠となる箇所を提示したうえで、もう一度選択肢を選ばせることで、どちらのタイプなのかを見極める方法についてもお話ししています。
入試直前期は、時間が限られています。
「国語が苦手だから、とにかくたくさん問題を解こう」ではなく、自分がどこでつまずいているのかを具体的に把握し、必要な練習に絞っていく。
過去問の解き直しを、そんな「診断の時間」として使ってみてください。
後半では、2026年度・聖光学院中学校で出題された、村上隆さんの『文化財の未来図――〈ものつくり文化〉をつなぐ』も紹介しています。文化財の保存に科学をどう活用するのかを扱った、難度の高い説明文です。
意味段落を正確に把握し、設問を丁寧に読みながら本文を読む練習にも向いている問題として紹介しています。
【今回のテーマ】
・国語の選択問題は本当に簡単なのか?
・選択問題を間違える2つの原因
・過去問の解き直しで何を確認するべきか
・本文理解が原因の場合の対策
・選択肢の吟味が原因の場合の対策
・入試直前期に「量」より「診断」が重要な理由
・2026年度 聖光学院中学校『文化財の未来図――〈ものつくり文化〉をつなぐ』
中学受験生・保護者の方の、過去問演習の参考になれば幸いです。
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