00:00
-00:00

お客様がイベントを手伝いたくなる心理

2
全力で遊ぶ大人のコミュニティ「溝口駅長イベント倶楽部」です。 今回は、イベントに参加したお客様が、なぜか自然と手伝いたくなる心理について考えてみたいと思います。 単なる参加者から協力者へ。その不思議な変化の裏にある心理を、一緒に探っていきましょう。 お客様からスタッフへ:魅力的な変化の過程 前回は、都電貸し切り列車イベントの準備作業のお話をしました。 メンバーが集まってワイワイガヤガヤと楽しく作業を進め、素晴らしいチームワークを発揮したということでした。 今回は、そのメンバーたちがどのようにしてお客様から協力者へと変化していったのかを、溝口の主観と推測で掘り下げてみたいと思います。 ステップ1:好奇心と勇気の一歩 最初は、「乗りテツ旅行会」で面白そうなイベントを見つけた時から始まります。 鉄道好きにとっては魅力的に映るものの、初めての参加にはちょっとした勇気が必要です。この最初のハードルを越えることが、変化の第一歩となります。 ステップ2:リピーターへの道 実際に参加してみたら、想像以上に楽しかった! そんな体験が、2回目、3回目の参加につながります。徐々に顔なじみになり、常連さんの仲間入りを果たしていきます。 ステップ3:愛着と貢献意欲の芽生え 何度も参加するうちに、イベントや主催者への愛着が深まります。 「何か手伝いたい」という気持ちが芽生え、スタッフ募集の声に手を挙げる。そんな方々が増えていきました。 今回の都電貸し切りイベントでは、予想をはるかに超える12人もの方々が、スタッフとして名乗り出てくださいました。この予想外の反応に、心から感謝の気持ちでいっぱいです。 参加者の心を掴む3つの要素 では、人々はなぜ、ただの参加者から協力者へと変化していくのでしょうか? ここには3つの重要な要素があると考えています。 個人的な価値:そのグループやイベントが自分にとって本当に楽しい、居心地が良い、何かしらのメリットがあると感じること。 信頼関係:グループや主催者への信用と信頼。安心して参加できる場所だと感じられること。 期待を超える体験:想像以上の何かが提供されること。そこから生まれる感動が、さらなる信頼と期待を生み出します。 実例:プラレールイベントでの自発的協力 この現象は、私が主催する「鉄道模型で遊ぼう会」のプラレールイベントでも見られます。 イベント終了時、片付けを手伝ってくださいと呼びかけると、子どもたちを含むほぼ全員が自発的に協力してくださるのです。 そのおかげで、わずか10分ほどであらかた片付いてしまうこともあり、本当に助かっています。 これは、参加した子どもたちやその保護者の皆さんが、楽しい体験への感謝の気持ちによって、自然と行動に表れた結果だと考えています。心理学では、この現象を「返報性の法則」と呼びます。 「返報性の法則」とは? 「返報性の法則」は、何かしてもらったら、何かお返しをしたくなる心理を指します。 スーパーの試食コーナーで一口食べたら、なんとなく買わないと悪い気がしてその商品を買ってしまう、というのもこの法則のわかりやすい例です。 イベントで感動や楽しい体験を提供できれば、参加者の心に「何かお返しがしたい」という気持ちが芽生えます。それが、片付けを手伝ったり、次回のスタッフになったりする行動につながっていくのです。 おわりに:共に創り上げる喜びを イベント主催者として最も難しいのは、参加者に感動してもらうこと。 しかし、それができれば、参加者の心を良い方向に動かし、単なる「お客様」以上の存在になってもらえる可能性が広がります。 私たち「溝口駅長イベント倶楽部」は、これからも期待を超えるイベントを作り続け、ファンを増やし、リピーターを獲得したいと考えています。 そして、その結果として「良き協力者」が現れてくれることを期待しています。 皆さんも、過去に参加したイベントで「お客様」の立場を超えて何か行動した経験はないでしょうか? それは、きっとそのイベントが素晴らしかったからこそ。売り手と買い手というドライな関係ではなく、共に創り上げ、共に楽しむ。そんなイベントこそが、本当の意味で面白いのではないでしょうか。 私たちと一緒にイベントを作りたい方、お手伝いしたい方、盛り上げたい方。そんな皆さんに「溝口駅長イベント俱楽部」への参加を心よりお待ちしています。 一緒に、素敵なイベントの世界を創り上げていきましょう! ▼溝口駅長イベント俱楽部 入会のご案内 https://tetsudo-tour.com/lp/eventclub-entry/
2日前
stand.fmの無料アプリでもっと便利に
Google Play Store
App Store
about stand.fm
放送が更新されたらプッシュでお知らせされるので最新の放送を聞き逃さない。
about stand.fm
バックグラウンド再生で他のアプリを使用しながら、放送やライブが聴ける。
about stand.fm
放送やライブ、コミュニティでコメントが送れて配信者とコミュニケーションができる。
about stand.fm
アプリだけでかんたんに音声を収録して投稿できて音声の編集もできる。
jasrac
JASRAC許諾番号
9024598002Y31016
9024598004Y31016
nextone
NexTone許諾番号
000006134
© 2024 stand.fm, Inc.