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日常の風景と「違和感」の共有 こんばんは、無人工経営アーキテクトのYOSHIです。
今夜も1日、経営判断お疲れ様でした。皆さんは今、どこでこの放送を聴いていらっしゃるでしょうか。帰宅途中の車内でしょうか、あるいは誰もいなくなったオフィスで最後の一仕事を終えたところでしょうか。
実は先日、ある年商15億ほどのIT企業の社長から、ポロッとこんな相談を受けたんです。 「YOSHIさん、最近自分が『経営者』じゃなくて『学級委員』になってる気がするんです」と。
詳しく聞くと、毎日夕方になると、スプレッドシートを開いて日報の入力状況を確認し、空欄を見つけては「〇〇さん、昨日の分まだだよ」「△△君、入力お願いね」とSlackで一人ひとりにメッセージを送っている。社員が30人、50人と増えるにつれて、その「確認と催促」だけで1日が終わってしまう。
これ、笑い話じゃないんです。多くの成長企業の社長が陥っている、深刻な「経営のバグ」なんです。今日は、この不毛な時間を一瞬で消し去る方法についてお話しします。
本題1:なぜ「教育」では解決しないのか
まず、厳しい現実からお伝えします。「日報を徹底させるために、社員の意識を改革しよう」という発想、今すぐ捨ててください。
社長はよく言います。「日報は仕事の基本だ」「書くことで自分の振り返りになる」「会社への貢献だ」。これ、全部正論です。正論すぎて、社員には1ミリも響きません。
なぜなら、人間は本質的に「重要だけど緊急ではないこと」を後回しにする生き物だからです。商談、トラブル対応、メール返信……。現場の社員にとって、日報は常に優先順位の最下位なんです。
そこに社長が「意識が足りない!」と説教をかます。するとどうなるか。 社員は「あぁ、また細かいことを言われた」と心のシャッターを下ろします。 社長は「何度言わせるんだ、あいつらは当事者意識がないのか」と孤独を深めます。
「教育」という名の精神論に頼ることは、実はマネジメントの放棄なんです。仕組みを作るのが面倒だから、相手の善意に甘えているだけ。これこそが、組織の信頼残高を削り取る「経営の毒」の正体です。
本題2:性弱説に基づいた「日報ポリス」の設計思想
では、どうすればいいのか。私が提唱する「無人工経営」では、こう考えます。 「人間は忘れる。人間はサボる。だから、物理的にサボれない環境をプレゼントしてあげる」
ここで登場するのが、今回Noteで公開した「日報ポリスBot」です。 仕組みはシンプルです。18時になったら、Google Apps Scriptというロボットがスプレッドシートを見に行きます。入力されていないセルを見つけたら、即座にSlackで本人にメンションを飛ばす。
「〇〇さん、日報が未提出です。今すぐ入力してください」
これだけです。でも、この「これだけ」が劇的な変化を生みます。 まず、感情が介在しません。ロボットは「今日は頑張ってたから許してあげよう」なんて忖度しません。逆に、社員側もロボットに言われたら「あ、忘れてた」と、信号機が赤だから止まるくらいの感覚で動けます。
社長であるあなたが「嫌われ役」をやる必要はもうありません。 あなたは、Botに催促されて渋々出された日報であっても、そこにある「成果」だけを見て、「お疲れ様、この案件の視点はいいね」とポジティブなフィードバックを返すだけでいい。
管理はロボットに、賞賛は人間に。 この役割分担ができて初めて、組織に健全な「信頼(Confidence)」が生まれます。
エンディング:実装という名の決断
「でも、コードとか難しそうだな」 そう思われるかもしれません。でも、想像してみてください。
明日も、明後日も、来年も、あなたはスマホを握りしめて「日報まだ?」と打ち込み続けるんですか? その1行を打つのに30秒。確認に5分。それが1年で何時間になりますか? あなたの時給を1万円だとしても、数十万円の損失です。いや、精神的な摩耗を考えれば、数百万、数千万の損失と言ってもいい。
私のNoteには、コピペで動くコードを置いておきました。 10分あれば実装できます。10分の作業で、あなたの人生から「催促」という仕事が一生消える。これほど投資対効果の高い経営判断はありません。
仕組みは裏切りません。裏切るのは、常に「仕組みのない環境」に置かれた人間の意志の力です。
具体的な設定方法や、Slackとの連携手順は、概要欄のリンクからNoteを確認してください。もし「設定すら面倒だ、全部やってくれ」という方がいれば、そこから直接私に連絡をください。
社長の仕事は、監視ではありません。未来を作ることです。 今夜はこれくらいで。それでは、また。
「システムは裏切りません。それでは。」 概要欄の資料(リードマネジメント)はこちら: https://yoshi-lab.jp/blueprint