辞表を持ってきた「あの期待の新人」
こんばんは、無人工経営アーキテクトのYOSHIです。
「経営者の直感を否定し、システムで勝たせる」。今夜も始めていきましょう。
突然ですが、こんな経験はありませんか? 入社してまだ3ヶ月、期待していた新人が、急に会議室のドアを叩く。 「社長、ちょっとお話が…」
その瞬間、嫌な予感がしますよね。 そして彼は言うんです。「この会社は、自分には合わないみたいです」。
採用面接の時、あんなに盛り上がったのに。「一生ついていきます」みたいな顔をしていたのに。 あなたは思うはずです。「あんなに『いい奴』だと思ったのに、俺の目は節穴だったのか?」と。
今日は、そんな経営者のあなたに、「あなたの目が悪いわけではない」という話をします。 悪いのは目ではなく、「やり方」です。 今日は、採用という名の「博打」を終わらせる技術についてお話しします。
本題①:人間は「演技」を見抜けない
まず、残酷な事実をお伝えします。 Googleの研究でも明らかになっていますが、一般的な「フリートーク形式の面接」には、ほとんど予測能力がありません。 なぜなら、候補者は「面接」という舞台に立つ役者だからです。
彼らは練習しています。 笑顔の作り方、相槌の打ち方、「結論から話す」テクニック。 これらを完璧に演じられたら、私たち人間は、本能的に「この人は優秀だ」と錯覚してしまいます。これを心理学で「ハロー効果」と呼びます。
「元気があるから営業に向いてそう」 「清潔感があるから信用できそう」 これ、全部ただの「印象」ですよね。能力とは何の関係もありません。
でも、30分やそこらの面接で、このバイアスを排除するのは、人間の脳の構造上、不可能なんです。 だから、あなたは失敗し続けるんです。
本題②:AIという「冷徹な裁判官」
じゃあどうするか。 人間が判定できないなら、人間を判定の座から降ろせばいいんです。
私が開発し、実際に運用しているシステムでは、面接官は「判定」をしません。 面接官がやるのは、Googleフォームへの「入力」だけです。
候補者に質問します。「過去に、一番困難だった状況を教えてください」「その時、具体的にどう行動しましたか?」 そして、返ってきた答えを、そのまま入力する。
送信ボタンを押すと、裏でGeminiというAIが走り出します。 AIは、候補者の「笑顔」も見ないし、「声のトーン」も聞きません。 ただ送られてきたテキストデータだけを読み込みます。
そして、私の設定した基準…例えば「論理的思考力」や「他責にしないマインド」があるかどうかを、冷徹にスコアリングします。
以前、こんなことがありました。 私が「すごく感じがいいな」と思った候補者に対して、AIが「D判定」を出してきたんです。 理由は「課題に対しての行動が、すべて『上司に相談した』だけであり、自律的に動いた痕跡がない」というものでした。
私はハッとしました。笑顔に騙されて、その「主体性のなさ」を見落としていたんです。 結果、その方はお見送りしました。もしAIがいなければ、雇って後悔していたでしょう。
結論:採用コストをドブに捨てないために
採用の失敗は、金銭的にも精神的にも、経営に大ダメージを与えます。 紹介料で100万、200万払い、給料を払い、教育コストをかけ、それが全部ゼロになる。 こんなギャンブル、いつまで続けますか?
「人を見る目」なんて、磨かなくていいんです。 そんな不確実なものに頼るから、経営が安定しない。
冷徹なAIを、あなたの隣に座らせてください。 彼(AI)は、忖度なく、あなたに真実を教えてくれます。
システムはNoteにあります
今日お話しした、「GoogleフォームとGeminiを連携させた自動判定システム」。 この実装コードを、今日のNoteで公開しました。 「プログラミングなんてできないよ」という方でも、5分でコピペすれば動くように作ってあります。
Note記事TOP: https://note.com/samurai_business
次の面接から、すぐに使えます。 もう、「辞表におびえる日々」を終わりにしましょう。 概要欄のリンクから、ぜひ手に入れてください。
あなたの会社を守るのは、直感ではなくシステムです。 それでは、また。YOSHIでした。