今回の「文楽公演、ほぼ初日 観てきました」は、3月4日(水)からの文楽地方公演で『曾根崎心中』が上演されるので、「せっかくなら、皆さんの観劇の手がかりになるようなお話をしたいよね」ということでお送りします。ちょっとタイトルに偽りアリになっちゃいますが、初日を観ていません。増刊号としてお届けします。
ただし、2025年9~10月の大阪・爽秋公演で上演されたときには観てまして、そのお話しは、すでに【#12『曾根崎心中』を観てきました(令和7年(2025年)爽秋文楽特別公演)】として配信済です。
あの時は、ちょうど映画『国宝』が公開され、映画で観た場面を文楽で観劇してきた!という興奮?をお伝えする内容になりました。
今回は少し落ち着いて、『曾根崎心中』の全体像をお話しできたかなと思います。
なんといっても、今回は大福さんが「九平次による完全犯罪」の、一回見ただけではわかりにくいトリックを詳しく解説。#12の配信と合わせて聴いていただくと、より味わい深いかもしれません。
ちょうどこの3~4月は、歌舞伎・文楽ともに『曾根崎心中』を観る機会がずらり。“曾根崎心中月間”と言ってもいいほどの充実ぶり!
歌舞伎では、京都・南座で中村壱太郎と尾上右近のダブルキャストで新演出の『曽根崎心中物語』の花形歌舞伎が開幕。残念ながらチケットは残りごくわずかとのことですが。
文楽では、前述の地方公演で全国11カ所にて『曾根崎心中』と『義経千本桜』道行初音旅、『新版歌祭文』野崎村の段が上演されます。
また、国立文楽劇場は、過去の名演をオンラインでご覧いただける【文楽プレミアムシアター】の第19回として、『曾根崎心中』の天満屋の段、天神森の段を配信しています。初代吉田玉男の徳兵衛と三代吉田簑助のお初というゴールデンコンビの舞台が視聴できます!
さらに、4月10日からは全国54カ所でシネマ歌舞伎『曽根崎心中』の上映が始まります。お初は、生涯で1400回以上もこの役を演じた四世坂田藤十郎。徳兵衛には、藤十郎の長男・四代目中村鴈治郎。その舞台がシネマ歌舞伎として上映されます。
いずれも下記URLから詳細情報をご確認ください。
◎花形歌舞伎 特別公演
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/play/952
◎2026年3月人形浄瑠璃文楽地方公演
https://bunraku.or.jp/blog/wp-content/uploads/2025/12/2025_bunraku_A4_1209.pdf
◎【文楽プレミアムシアター】第19回「曾根崎心中」
https://www.ntj.jac.go.jp/topics/bunraku/2025/pre19/
◎シネマ歌舞伎「曽根崎心中」
https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/3139/
なお、いつものことですが、今回の配信にあたり、群馬県立女子大学講師の東晴美先生にはいろいろとご教示を賜りました。この場を借りて御礼申し上げます。(もちろん、おしゃべりの内容に間違いがありましたら私と大福さんの責任です)。
皆さんの観劇の感想、配信への質問なども、ぜひコメント欄にお寄せください。できる範囲で質問へのお答えも対応していきたいと思います。
また、この番組もスタエフとYouTubeチャンネルの双方にアップいたします。 どちらでもアクセスしやすいチャンネルでお楽しみください!
https://www.youtube.com/@ほぼ初日
2026年3月5日
コテンゴテン 峯田
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