夏は抜け毛が増えるという声をよく耳にしますが、髪の生え変わりのサイクルが乱れる原因は、体内の不調にあることが多いです。
### 髪は「精」のバロメーター
中医学では、髪の状態はエネルギーの源である「精(せい)」の現れだと考えます。「精も根も尽き果てた」という言葉通り、疲れが溜まると真っ先に髪に影響が出ます。排水口に髪が詰まりやすくなったら、体が消耗しているサインかもしれません。
### 夏の消耗を補う食事
対策として、うなぎや牡蠣などビタミン・ミネラルが豊富な食材を積極的に摂りましょう。また、髪の主成分であるタンパク質(ケラチン)やツヤを維持するには、血液の状態も重要です。夏は貧血気味になりやすく、髪や肌の乾燥を招きやすいため、今のうちにケアすることが秋の深刻な抜け毛予防につながります。
### 外側からのケアと「内側」の重要性
最近、60代の男性のお客様の間でスカルプケアが人気ですが、効果を実感されている方は体の中も元気です。スカルプケア単体ではなく、漢方などで数ヶ月かけて内側から整えることで、より良い結果につながっています。やはり、髪の健康には「体の中の状態」が何よりも大切です。