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【高齢社会探訪記026】記憶と物語はどう違うのか

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【高齢社会探訪記026】記憶と物語はどう違うのか 記憶と物語。 似ていますが、同じものではありません。 記憶は、過去の出来事や経験を覚え、思い出す働きです。 しかし、記憶は映像のように、そのまま保存されているわけではありません。 思い出すたびに、現在の感情や環境、人との関係から影響を受け、少しずつ再構成されます。 一方、物語は、出来事を時間の流れの中につなぎ、自分にとっての意味を与えるものです。 何が起きたのか。
そのとき、どう感じたのか。
その経験が、今の自分にどうつながっているのか。 記憶が「出来事の断片」だとすれば、物語は、その断片をつないで人生として受け止める営みです。 認知症になると、出来事の日時や順序、人の名前を思い出すことが難しくなる場合があります。 それでも、その人が生きてきた物語まで失われるわけではありません。 言葉として説明できなくても、懐かしい歌に表情が変わる。
ふるさとの話に笑顔が生まれる。
大切な人の写真に手を伸ばす。 そこには、その人が生きてきた時間と意味が残っています。 介護で大切なのは、記憶の誤りを訂正することだけではありません。 「それは違います」
「さっきも話しました」
「もう忘れたのですか」 事実を正すことが、本人の安心や尊厳を傷つける場合もあります。 その言葉の奥に、どのような経験や感情、願いがあるのかを聴く。 記憶を試すのではなく、物語を受け止める。 ただし、事実を無視するという意味ではありません。 安全や権利、医療、契約に関わる事実は、正確に確認する必要があります。 事実を確かめることと、その人の物語を尊重すること。
その両方が必要です。 記憶が薄れても、物語は人と人との間で生き続けます。 そして、対話によって語り直されるたびに、その人の人生は、今とみらいにつながっていきます。 記憶を正す前に、物語を聴く。 そこから、その人を知る介護が始まります。 おはよう、私。
今日も良い一日でしたか。 みらい、大好き。 詳細は以下をご高覧ください。 👇
高齢社会OS|ウエルエイジング・センター
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8月15日
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