今回取り上げる本は『PLURALITY』です。
https://cybozushiki.cybozu.co.jp/books/plurality/
著者:オードリー・タン、E・グレン・ワイル、 ⿻コミュニティ
訳:山形 浩生 解説:鈴木 健
【話すこと】
・PLURALITYとは「多元性」。多様な人々が関係性を通じて価値を生成するエコシステム
・えなり的には「ブロックチェーンっぽい」って思った
・テクノロジーと政治の大きな可能性。0か1の投票ではなく、0~5点で全候補を評価する選挙システム
・より細かく民意を反映でき、投票モチベーションも向上しそう。ネット投票なら技術的にも実現可能では?
・既存の民主主義国家はシステムが出来上がっているため変更コストが高い。むしろ新しく民主化する国の方が導入しやすいかも
・SNSの普及で政治情報の見え方が激変したよね。最適化により偏った情報ばかり見てしまう問題
・「進化がすごすぎて扱う人間がついていっていない」。8~9割の人が使われている状態
・世界共通のフラットなSNSプラットフォームがあればいいのに
・理想的には一企業が運営する民間サービスではなく、Wikipediaのようなみんなでつくるイメージ
・出版の新しい可能性。この本の内容はネットで公開され、常に更新されている
・そもそも紙の本を買う理由って?装丁や質感などの身体体験、作り手の性格を感じ取れるからかな
・えなりはGPTと一緒に本を読んだ。新しい読み方、面白い体験ができた
一言
テクノロジーで民主主義をアップデート。本の形も進化していく。そんな未来への可能性を感じる一冊
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