今回の本は『はみだしの人類学』。
著者:松村 圭一郎
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000064072542020.html
約1年前にえなりが紹介した本を、たかしおが読んで再び取り上げる回。
NHK出版「学びのきほん」シリーズの一冊で、人類学の入門書として最適な本です。
▼前回
https://stand.fm/episodes/66ed7e5a476b68f1adec76b7
【話すこと】
・1年前にえなりが紹介した本。たかしおが最近読んで語りたくなった
・日本文化(着物、華道、わびさび)をイメージするが実際やってる人は少ない矛盾
・人類学は主観の学問って感じがする。同じ対象でも人によって描き方が違うから自分がやる意味がある
・「つながり」、関係性の意識。相手を通じて自分を捉え直すこと
・「はみだし」、相手の領域に積極的に入り込むこと。習うより慣れろの精神
・境界線の引き方でつながり方が変わる。男女、国籍、地域など様々な軸
・一緒のカテゴリーにいたはずなのに、境界線を引いたことで対立している
・近いもの同士ほど敵対心を持ちやすいのが人間の性質
・「地球人vs宇宙人」という究極の境界線で考えると人類は一つ
・改めて、たかしおが理解した人類学とは
・なぜ異文化に興味を持つ?極端な話、自己理解のため
・昔の人類学は西洋文化のフィルターを通した異文化理解だった
・同じ本でも切り取り方や引っかかる部分が違う面白さ
(今後もまた、過去に取り上げた本を取り上げることがあると思います)
一言
他者を知ることは、自分を知ること。境界線の引き方を変えれば、世界の見え方が変わる
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