はじめに
新年を迎えたということもあり、台所の皿洗い用スポンジを新しいものに替えた。
せっかく替えたのだから、その話でもしてみようと思う。
僕は普段から自分で料理をするし、当然だが皿洗いも自分でやる。
だからこそ、日々使う道具については「適当なもの」ではなく、「心地よく使えるもの」を選びたいタイプである。
台所用品は消耗品ではあるが、同時に毎日の気分を左右する存在でもあるのだ。
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長く付き合ったスポンジの話
これまで長いあいだ使ってきたのは、パックスナチュロンのキッチンスポンジである。
発泡が非常に良く、少量の洗剤でもしっかり泡立つ。
目が粗く、しかもとにかく長持ちするので、正直「いつ替えればいいのか分からない」という悩みが生じるほどであった。
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今回も在庫が残っていたので、どちらを使うか少し悩んだ。
だが、新年という節目がなければ、きっといつまでも使い続けてしまっただろう。
そういう意味で、「正月だから替える」という理由は、なかなか悪くない。
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今回選んだダスキンのスポンジ
今回使い始めたのは、ダスキンの台所用スポンジである。
6個で1000円前後と価格も手頃で、Amazonなどでも手に入る。
色は派手なものもあるが、僕は好みではないのでモノトーンのものを選んでいる。
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通常のスポンジ部分の使い心地や耐久性は、パックスナチュロンと大きく変わらない。
使い始めは少し硬いが、すぐに馴染んで柔らかくなる点も同様である。
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「磨ける」という付加価値
ダスキンのスポンジで特に気に入っているのは、ナイロン製の不織布が付いている点だ。
キクロンのような研磨剤入りスポンジほど強力ではないが、軽い焦げ付きや鍋底の汚れを落とすには十分である。
これまでパックスナチュロンを使っていたときは「洗う用」と「磨く用」でスポンジや不織布を別に用意していた。
その手間が一つにまとまるというのは、思った以上に快適であった。
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形状と置き場所へのこだわり
ダスキンのスポンジはやや細長く、グラスの中なども洗いやすい。
柔らかい面と硬い面を使い分けられるので、食器と鍋で持ち替える必要もない。
また、スポンジの置き場所にも僕なりの思想がある。
濡れたスポンジを受け皿に置くのは、水切れが悪く、あまり好きではない。
シンクの内側に吸盤式のホルダーを取り付け、そこに置くようにしている。
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スポンジから抜けた水は確実にシンク内へ落ち、台所の他の場所が濡れない。
賃貸の小さなシンクでも、左上など邪魔にならない位置を選べば問題なく使える。
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除菌しすぎないという考え方
台所用洗剤は、ずっとヤシの実洗剤を使っている。
最近は「除菌」を強く打ち出した製品も多いが、僕はあまり好まない。
清潔であることと、過剰に除菌することは、必ずしも同義ではない。
皮膚バリアの話やアトピーの研究などを見ても、人間は菌と完全に切り離されて生きる存在ではないことが分かる。
納豆菌や麹菌をありがたがりながら、別の場所では徹底的に除菌する。
その矛盾には違和感を覚える。
もちろん、トイレ掃除など必要な場面ではエタノールを使う。
だが、食器洗いにそこまでの強さは必要ないと考えている。
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詰め替えと、続けられること
ヤシの実洗剤を使い続けている理由の一つは、詰め替え用が手軽に手に入ることだ。
近所のドラッグストアで買えるというのは、意外と重要である。
本体ボトルは、気づけば10年以上使い続けている。
こういう「変えなくていいもの」を大事にできるのも、気持ちがいい。
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無印良品のシリコン調理道具
最近買って良かったものとして、無印良品のシリコン菜箸がある。
金属製の芯材が入っているため歪みにくく、木製の菜箸より扱いやすい。
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シリコンコーティングなので汚れが染み込まず、黒ずむこともない。
先端がほんの少し柔らかく、テフロン加工のフライパンを傷つけにくいのも良い点である。
天ぷらにも問題なく使える耐熱性があり、今では完全にメインの菜箸だ。
同じシリーズのシリコン調理スプーンも優秀で、
スパチュラとお玉の中間のような使い勝手がある。
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黒い道具の合理性
無印良品のシリコンシリーズは黒色だが、これも実は理にかなっている。
黒は汚れが目立たないと思われがちだが、実際には逆である。
油膜や洗い残しが分かりやすく、「すぐ洗おう」という判断ができる。
調理道具は、清潔さが視覚的に分かるほうがいい。
その点でも、よく考えられた道具だと思う。
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おわりに
今日は台所のスポンジを替えたことをきっかけに、お気に入りの台所用品や、清潔さに対する考え方について話してみた。
日々使うものを、少しだけ意識して選ぶ。
それだけで、暮らしの手触りは確実に変わる。
新年に台所スポンジを替えるという行為も、悪くないものだ。