大切な命を見送ったあと、
時間だけが先へ進んでしまうように感じることがあります。
抱けなかったこと。
名前を呼べなかったこと。
「何もなかったこと」にされてしまう苦しさ。
それでも、
確かにここにいた命があった。
この曲は、
ペリネイタルロス(流産・死産・新生児死など)による喪失を経験した方へ向けて作りました。
悲しみを無理に終わらせるのではなく、
“忘れないまま生きていく”
その感覚を静かに抱きしめる曲です。
必要な方の手元に、静かに届きますように。
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※本楽曲は、ペリネイタルロス(妊娠中から新生児期までに赤ちゃんを亡くす経験)に伴う深い悲しみを背景に、「曖昧な喪失」や「継続する絆(Continuing Bonds)」、そして「時間が止まったように感じる体験」をテーマとして制作しています。
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『きみがいた証』
[Verse 1]
音のしない朝に
目を覚ました
昨日までの未来が
遠くなる
小さな服も
選びかけた名前も
しまえないまま
時だけが過ぎる
けれど確かに
きみはここにいた
この胸に
季節を残して
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[Chorus]
きみがいた証は
涙の中にある
短い命でも
永遠になる
会えた時間は
あまりに静かで
それでも確かに
愛していた
きみがいた証は
この胸で息をする
忘れないことが
わたしの祈り
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[Verse 2]
何もなかったように
空は晴れて
世界だけが
先へ進む
わたしだけ
あの日で止まってた
沈む心に
夜が積もる
だけど黙って
そばにいてくれる
そのやさしさに
救われていた
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[Bridge]
名前にならない
悲しみも
声にならない
叫びでも
失ったのは
未来だけじゃない
きみと生きるはずの
わたしだった
もしも天に
やさしい場所があるなら
どうか
ひとりじゃないように
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[Final Chorus]
きみがいた証は
わたしの一部になる
失くしたあとにも
愛は残る
生まれなかったんじゃない
きみは確かに
ここへ来た
涙がいつか
静かになれたら
そのときもう一度
名前を呼ぶよ
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