前作『きみがいた証』と対になるように制作した楽曲です。
『きみがいた証』では、
“確かにここにいた命を忘れないこと”をテーマに描きました。
そして今作『愛だけが残っている』では、
・空いた両手の感覚
・周囲だけが前へ進んでいく孤独
・「またいつか」という言葉の苦しさ
・それでも消えずに残り続ける愛
そんな、“喪失直後の時間”により近い感覚を描いています。
ペリネイタルロス(流産・死産・新生児死など)は、目に見えにくく、言葉にしづらい悲しみがあります。
それでも、
生まれなかったんじゃない。
確かにここへ来た命があった。
この曲は、
「会えなかった悲しみ」と「残り続ける愛」を静かに抱きしめるために作りました。
前作『きみがいた証』と続けて聴いていただくことで、
“存在を忘れない”
↓
“会えなくても愛は残る”
という、二つの視点がつながる構成になっています。
必要な方へ届きますように。
【歌詞[Verse 2]の要約】
大切な命を失ったあとも、世界は何事もなかったように進み続けます。
「周囲の笑い声や励ましの言葉が、自分だけ別の世界にいるように遠く感じられる。」
このパートでは、ペリネイタルロス後の“社会との温度差”や、“言葉では埋められない孤独”を描いています。
その一方で、無理に励ますのではなく、ただ隣にいてくれる存在によって少しずつ支えられていく感覚も表現しています。
【専門家の方へ】
前作『きみがいた証』と対になるように制作した楽曲です。
『きみがいた証』では、
“確かに存在していた命を忘れないこと”をテーマに描きました。
そして今作『愛だけが残っている』では、
・周囲との時間感覚のズレ
・「またいつか」という言葉が届かない孤独
・空いた両手の身体感覚
・会えなかったあとにも残り続ける愛
といった、ペリネイタルロス(流産・死産・新生児死など)に伴う“曖昧な喪失”や“継続する絆(Continuing Bonds)”をテーマに描いています。
本楽曲では、悲しみを「乗り越える」ことを目的とせず、
“会えなかった命との関係を抱えたまま生きていく”
という感覚を、音楽として表現しました。
前作『きみがいた証』と続けて聴いていただくことで、
「存在を忘れない」
↓
「会えなくても愛は残る」
という、二つの視点がつながる構成になっています。
必要な方へ届きますように。
歌詞タイトル:
『愛だけが残っている』
[Verse 1]
やわらかな朝が
胸をしめつける
何気ない景色が
遠く見えてた
空いた両手を
見つめたままで
ただ うつむいていた
抱けなかったことを
責め続けても
行き場のない夜が
静かに残る
---
[Chorus]
会えなかったけれど
愛だけが 残っている
短すぎた季節でも
たしかに ここにいた
誰も知らない
この痛みごと
わたしは今日も
抱いて歩いてる
---
[Verse 2]
何もなかったように
街は流れる
笑う声だけが
遠く聞こえた
「またいつかだね」
その言葉さえ
今のわたしには
触れられなくて
だけど静かに
隣に座って
泣けない時間を
分け合ってくれた
---
[Bridge]
もしも願いが
届く場所があるなら
どうかひとりで
眠らないように
会えなかった未来も
消えたりしない
愛した記憶は
ここに残る
---
[Final Chorus]
会えなかったけれど
確かな愛が生まれてた
生まれなかったんじゃない
きみはちゃんと
ここへ来た
涙がいつか
やわらいでも
わたしはずっと
忘れないよ
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